こんにちは!

子育てがひと段落し、ひとり時間を満喫するはずが、なぜか心にぽっかり穴が空いてしまった主婦、ひいろです。

以前、こんな記事を書きました。

家ネコ

たしか、10か月目にして空の巣症候群が再発したって言ってたっけ?

…で。

その後どうなったのかというと。

実は私、現在も絶賛、空の巣症候群中でございます!

ひいろ

症候群中っていうのも、なんだか変な日本語だけどね~。

子どもが巣立ってから1年6か月。

そろそろ完全復活してもよさそうなものですが、そう簡単にはいかないようです。

しかも、この間に本格的なうつ病にまでなってしまいました。

今回は、そんな私の空の巣症候群1年6か月目の記録です。

子どもが巣立ってから時間がたっても寂しさが消えない方、自分の人生をどう生きていけばいいのかわからなくなっている方。

そんな方の気持ちが、少しでも軽くなればうれしいです(*^^*)

空の巣症候群の第2波。そして、うつ病に

前回の記事にも書きましたが、私の空の巣症候群には、2つの波がありました。

第1波は「子どもと離れて寂しい」という感情。

子どもが家を離れたことによる、ストレートな寂しさです。

そして第2波は「子どもという大義名分を失った私、さて何が残る?」という感情。

こちらは寂しさというよりも、焦りに近いもので、しかも時間がたっても消えませんでした。

子育てが終わった。

では、これから私は何をして生きていけばいいの?

家ネコ

今まで自分の人生の中心にあったものがなくなり、自分が何者なのかさえ、わからなくなっちゃったんだよね💦

これは単に寂しいというだけでなく、自分のアイデンティティーに関わる問題でした。

だから重いし、深いんです。

まだ下の子もいて、しかも受験生。気を抜くことなんてできないのに…。

それでも「私は何者なんだっけ?」という問いが一度生まれてしまったら、もう、気づかなかった頃には戻れないんです。

下の子もいずれ上の子のように自分の手を離れていく、というかすでに離れつつある。

その事実で目の前が真っ暗になってしまって、

やらないといけないことはそれなりにあるのに、手が付けられない状態になりました。

そしてついに心療内科で「うつ病」と診断。

ひいろ

なんとかしなきゃと必死でもがいたけど、自分の力だけではどうにもなりませんでした💦

更年期うつについて調べてみると、こんな特徴が挙げられていました。

  • 完璧主義で責任感が強い
  • 真面目で、周囲への気遣いが多い
  • 変化への適応が苦手で、心配性
  • 自律神経や体調の波に振り回されやすい
  • 悩みを気軽に打ち明けられる相手が身近にいない

といったもの。

ひいろ

全部当てはまってるんですけど!!

家ネコ

ありゃりゃ~。

もちろん、こうした特徴があるから必ずうつ病になるわけじゃないけどね。

今は心療内科や婦人科で治療を受け、薬の力も借りながら、だいぶ回復してきました。

とはいえ、まだまだ本調子じゃありません。

空の巣症候群も、うつ病も、どうやら長期戦になりそうです。

空の巣症候群になるのは、子どもに依存していたから?

ここからが今回、私がいちばん書きたかったことです。

自分が「空の巣症候群かも…」って思ったとき、こんなふうに自分を責めたことはありませんか?

「子どもに依存しすぎていたのかな」

「もっと自分の人生を大切にしていれば、こんなにつらくならなかったのかな」

「子どもが巣立ったくらいで、いつまでも落ち込んでいるなんて、情けないな」

ひいろ

仕事や趣味で生き生きと活動している人が、カッコよく見えるよね。

ただ「自分のこれまでが間違っていた」「私はダメだ」という結論に至るのは、違うんじゃないかなって思うんです。

これだけつらくなるということは、それだけ自分の人生の中で、子育ての占める割合が大きかったということ。

それだけ心と体を傾けて、子どもを育ててきたからで、いたって正常な反応なんだと思います。

ひいろ

寂しいものは、寂しいんだい!!

寂しくない人は、それでいい。

でも寂しくても、当たり前。

自分の生き方を否定する必要はなく、「来るべきものが来た」と思ってたらいいんじゃないかな。

役割がなくなると、自分の価値までなくなった気がする

ただし寂しいからといって、必ずしもいいお母さんだったということでもないと思うんです。

私なんてどちらかというと、子どものために一生懸命だったようでいて、

結局は「自分の無価値感を埋めるため」に頑張っていた部分が大きかった気がするんです。

それは子育てに限らず、です。

働いているときも、❝役割があって、毎日やるべきことに追われている自分❞でいろいろごまかしていたような気が…。

ひいろ

忙しさの中にいると、「自分には価値がある」「自分には居場所がある」って勘違いできちゃうというか…。深く考えなくていいっていうか…。

母親としても、きっと同じでした。

子どものためにやることがあって、自分がいなければ回らないことがあって。

そんな毎日の中で、自分の存在価値を感じていたのだと思います。

でも子どもが巣立ち、これまでの役割が少しずつなくなっていくと……。

結局ごまかしていたものが表面化しちゃうんですよね。

いやあ、困りました。

子育てが終わったら、自由な時間がたっぷりできる!

あんなことも、こんなこともできる!

……なんて思っていたのに、いざ自由になってみたら、何をしたらいいのかわからない。

時間がないと嘆いていた頃が懐かしいです。

でもさっき言ったように、オロオロしている自分を、情けないと思わなくてもいいんです。

私たちは、私たちなりに、これまでの人生を一生懸命生きてきたんですから。

役割を全うするためだったとしても、たくさんの時間を割いて、心を砕いて、子どもを育ててきました。

自分なりのベストを尽くしてきたんです。

空の巣のまま、次の人生へ進んでいこう

じゃあ空の巣症候群になった私たちは、これからどうすればいいんでしょう。

うつ病にまでなった私が、今たどり着きつつあるのが、これです。

誰かの役に立たなくても。

何かを成し遂げなくても。

毎日を有意義に過ごせなくても。

それでも、自分には価値がある。

何かができるから、誰かに必要とされるから、ここにいていいのではなく。

ただ、自分がここにいる。

この感覚を育てていくことです。

50年近く生きてきた今だからこそ、目指せる境地がやって来たんじゃないでしょうか。

家ネコ

すぐに切り替えるのは難しそうだね💦

ひいろ

たしかに。

それでも、少しずつ練習していけばいいのかなと思っています。

好きなところに出かけてみるとか。

今、自分がいちばん食べたいものを選んでみるとか。

効率なんて考えず、ゆっくり過ごしてみるとか。

誰かのためではなく、自分がそうしたいから、そうしてみるとか。

そんなちっちゃなことからでいいんです。

何かを頑張って成し遂げるのではなく、何も成し遂げていない自分にも、少しずつ慣れていく。

そんなイメージです。

その時間の中で、これまでずっと抱えてきた「自分には何か役割がないと価値がない」という思い込みを、ゆっくり手放していけたらいいなと思っています。

もちろん、私もまだまだ無価値感を捨てきれていません。

もしかしたら、一生かかるかもしれません。

でもまあ、それならそれでいいじゃないですか。

空の巣症候群からの回復に、10年くらいかかってもいいかも。

ひいろ

あ、もちろん、10年後にはすっかり忘れて、毎日楽しく暮らしている可能性だってありますよ!

未来のことなんて、誰にもわかりませんからね。

大切なのは、無理やり元気になることでも、早く立ち直ることでもなく、自分の気持ちを置き去りにしないこと。

そして空っぽになった巣を無理に埋めようとしなくてもいい、ということ。

空っぽのままでも、私たちは次の人生に進んでいけるのだと思います。

子育てを終えた私たちの人生は、まだまだ続きます。

焦らず、比べず、自分のペースで。

私もまだまだ修行中です。

一緒に、ゆっくり進んでいきましょうね(*^^*)

ABOUT ME
ひいろ
ぼっち生活をこよなく愛する、へなちょこ40代後半HSP主婦。WEBライター・ブログなどをコツコツとやりながら、長年の夢だった、ひとり時間を満喫する暮らしを楽しんでいます。