【更年期うつになりました④】うつ病になって気づいた。私は自分を愛せていなかった?
うつで本格的に動けなくなったとき、私が最初に思ったこと。
それは、
「私、自分のこと、心から愛してたんだな。忘れちゃってただけなんだな」
ってことでした。
どういうこと?
いきなり何の話?って感じだよね。笑。
でも今回のうつを経験して、私はかなり本気でそう思っています。
もくじ
私、実は産後うつにもなっています
私は今回が初めてのうつ病ではありません。
第2子を出産したあとにも、産後うつになっています。(そのまま本格うつに移行し、回復まで何年もかかりました💦)
その際長引くうつに対して一番効果を感じたのが、
自分に「ありがとう」と声をかけること。
だったんです。
↓詳しくはこちらの記事で書いています。
「今日も頑張ってるね」
「ありがとうね」
「よくやってるよ」
そんなふうに自分自身に声をかけるクセをつけると、不思議と少しずつ気持ちが落ち着いていったんです。
気休めとかいうレベルじゃなく、本当に回復を後押ししてくれたように思っています。
だから私は、今回うつになる前から、最初からそれを思い出せばよかったんです!!
……ところが。
すっかり忘れていました。笑。
チャンチャン♪
昔のあの苦労はなんだったんだ…(-_-;)
最近の記事でも書いていますが、今回うつになる前の私は「仕事も家庭も頑張っている同年代の女性」と自分を比べてばかりいました。
「できる自分」でなければ価値がない
今振り返ると、私に足りなかったのは「もっと頑張ること」じゃなかったんだと思います。
何もできない自分にも価値があると思うこと=自分をほんとうに愛すること。
これができていませんでした。
過去記事で何度も「専業主婦の自分に誇りを持とう」と伝えてきたくせに、
やっぱり心の奥の方では根強い「無価値感」がこびりついていて。
(働いていても、たぶんこの無価値感はなくならなかったと思います)
それが更年期の時期の心身の変化によって、さらに増幅されたんだと思います。
自分への愛って、キラキラした自分磨きをするとか、自分にご褒美を買うとか、そういうことだけじゃありません。
何も持っていない自分。
何も生み出せない自分。
誰かの役に立てない自分。
寝ているだけの自分。
そんな自分にも「価値がある」と心の底から思えること。
私は、それが「自分を愛する」じゃないかなと思っています。
でも私、結局ここを克服できていなかったんですよね。
だんだん回復して、人並みのことができるようになって。
在宅で仕事をしたりもして。
家事もできる。子育てもできる。
いろんなことができるようになって、「よかった、私はもう大丈夫」と思っていました。
ところが気づけば、
「できる自分でなければ価値がない」
という以前の自分にすっかり戻ってしまっていました。
この無価値感って、ほんっと~~~~~に!根深いです。
そして私と同じような考え方をしている人って、実はかなり多いんじゃないかなと思っています。
「ちゃんとしなきゃ」
「人並みにできなきゃ」
「役に立たなきゃ」
「もっと頑張らなきゃ」
そうやって頑張っているうちに、
「何もできない私には価値がない」
というところまで、自分を追い込んでしまう…。
私もそうでした。
ふだんは意識しなくても、メンタルが悪化しやすい時期(特にPMSの時期)になると、
「私なんて、別にいなくてもいい」
と投げやりな気持ちになることが何度もありました。
今思えば、ものすごい自己否定です。
私なんていなくてもいい。
私は弱い。
私は何もできない。
こんな自分には価値がない。
そんな言葉を、頭の中で何度も自分に浴びせていた結果…。
「しーらない。だったらもう働かない!」と体にさじを投げられた
そうなんです。
投げられちゃいました。
体って、そういう自分の思考の刃(やいば)をずっと受け止めてくれてたんですよね。
更年期で眠れていなくて、ストレスもあって。
そこにさらに精神的な圧力まで加えられて。
そして、ついに体が、
「……しーらない。だったらもう働かない!」
と言われた気がしました。
もちろん、うつって「自分を責めたからなる」みたいな単純な病気ではありません。
肉体面でのストレスも大きく関係していたはずです。
でも私の場合、この「自分への攻撃」もかなり大きな負担になっていたと思っています。
私は専門家じゃないので、これは個人的な意見ですが。
うつって、
根本的には「自分への愛が枯渇している状態」なんじゃないかな。
私と同じような症状で悩まれている方、
ひょっとして思い当たるところ…ありません??
本当に動けなくなって、初めて「自分が一番大切」と気づいた
そして、ここがおもしろいところなんです。
「自分なんて、別にいなくてもいい」
なんて思っていた私。
いざ本当に動けなくなって「このまま動けなくなったらどうしよう」という状態になったら、どうなったと思います?
…めちゃくちゃ怖かったんです。
立てない。
動けない。
このまま起き上がれなくなったらどうしよう。
このまま何年もこの状態だったら?
怖い。
怖い。
怖い。
…あれ?
私、自分のことめちゃくちゃ大事にしてるやん。
「別にいなくてもいい」どころか、
自分より大切なものなんて、この世にないやん。
やっと気づいたんです💦
気づいたというか、身に染みたというか、腑に落ちたというか。
本当に動けなくなったとき、自分の中に残っていたのは、結局「自分への愛」でした。
生存本能みたいなものでしょうか。
自分が壊れてしまうのが怖い。
自分が死んでしまうのが怖い。
この体を失うのが怖い。
だって、自分は自分にとって、たった一人しかいないから。
「私なんていなくてもいい」なんて、ウソばっかりでした。笑
そこで私は、産後うつのときにやっていたことを再開しました。
動かない体をさすりながら、
「ありがとうね」
「ごめんね」
「今までずっと頑張ってくれてありがとう」
と、ひたすら声をかけました。
体は動かず、頭は不安でいっぱい。
でも自分の体に「ありがとう」と言い続けるだけで、気持ちがぐっと楽になりました。
今日一日、生き延びることだけ考えよう

うつの症状がひどくなると、頭の中の声がとてもうるさくなります。
一度、あまりにもいろいろ考えてしまうので、ノートに頭の中のことを全部書き出してみたことがあります。
すると、出てくるわ出てくるわ。
「そのうちずっと起き上がれなくなるよ」←不安
「私は家庭のはみ出し者」←絶望
「いきなり動けなくなる、なにこれ」←恐怖
「私はなぜこんなに弱いの」←怒り
「胸がバクバクして怖いよ」←悲しみ
不安。恐怖。怒り。悲しみ。
よくまあ、これだけ出てくるな!というくらい、ネガティブ思考のオンパレードでした。
頭の中で「ネガティブ祭り」開催中~♪
参加者、全員ネガティブ。笑
でもそれが「うつ」っていう病の特徴なんだよね💦
でも、これも少し違った見方ができるようになりました。
もちろん、うつのときの思考はとてもつらいです。
「こんなこと考えちゃダメ」と無理に前向きになる必要もないと思っています。
でもこのネガティブ思考も、結局は私を守ろうとして出てきてるんですよね。
「どうにかしなきゃ!」と危機感をあおって、危険を回避する行動をとらせようとしてるんだよね。
すっごい迷惑…(T_T)
でもこれも「生きようとする力」が自分を守ろうとしているからなのかもしれません。
結局つきつめればぜんぶ「愛」なんです。
だから思考を憎むのはやめました。
「はいはい、心配してくれてありがとうね」と必死に胸をさすりました。
当時は未来のことを考えると怖くてたまらないので、
「今日一日、生き延びることだけ考えよう」
と思っていました。
明日のことは、明日の自分に任せる。
来月のことなんて知らない。
ましてや老後なんて、今は知らん!笑。
食べて、寝て。
そして今もボロボロの状態で、必死にバランスをとろうと頑張ってくれている体に、
「ありがとう」と言うだけ。
これが私の、うつ急性期の過ごし方でした。
でも今振り返ればこれが、一番回復を早めてくれたように思っています。

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