在宅でできる仕事はないかな…とネット検索をしたときに❝WEBライター❞という単語をよく目にしますよね。
「未経験でもできる」「パソコンに詳しくなくてもOK」と聞いて興味が湧いてきたけれど、
実際のところWebライターの仕事の、イメージが湧かない…
特別なスキルがないと、なれないのかな?
そんな疑問をお持ちの方も多いかもしれません。
今回は、まったくの初心者状態からWebライターとなり5年たつ筆者が、
Webライターとはどんな仕事なのか?またWebライティングって、普通の文章を書く仕事と何が違うの?
といった点について解説したいと思います。
当時の私は、Webライターに関する知識はゼロ(やったことがあるのはネット検索くらい…)。親切なお客様に手取り足取り教わったり、ライターに関する本を読んだりして、どうにか今までやってきました。
でも正式にライティングを学んだ経験がないため、最初は「なんのためにこの作業をしているのか」の根本部分が分からず、不安だらけだったんです。
今からWebライターを始める人には同じ気持ちを味わってほしくない!という思いから、今回の記事を書きました。
ネットに詳しくない人でもイメージが湧きやすいよう、できるだけ簡単に(た、たぶん…w)まとめたので、読んでいただけるとうれしいです。
- Webライターって何をする人?
- 紙媒体のライターと何が違うの?
- SEOとか全然わからない
- Webライターになるにあたって、知っておいた方がいい知識はある?
Webライターって何をする人?
Webライターとは「Webサイト上の文章を書く職業」のこと。
↓ためしにGoogle検索で「Webライターとは?」と検索してみると…、
↓こんなふうに、該当するページがずらっと表示されます。
ここで表示されるサイトの、文章を実際に書いているのが「Webライター」です。
Webライターは、たとえば以下のような仕事をおこなっています。
- 企業のWebサイトやブログ記事・コラム記事などの執筆
- 商品やサービスを販売するための、セールスページの執筆
- 記事の構成案を作る
- 情報収集・取材
- 画像編集
- Webサイトへの記事の入稿
Webサイトの数は年々増え続けており(10年前の約4倍、5年前の約2倍)、それに伴いWebライティングの仕事も多く募集されています。
今伸び盛りの職業といえるでしょう。
最近ではAIに記事を書かせようとする試みもはじまっていますが、質の点ではまだまだ人にはかないません。当面の間Webライターの仕事はなくならないと思います。
たくさんのサイトが運営されているワケ
Webサイトが増え続けているということは、そのWebサイトを作っている企業も増えているということ。
でも疑問に感じたこと、ありません?
「そもそもなぜ、こんなにたくさんのサイトがあるの?」って。(私はあります💦)
「おすすめの鍋10選」や「ウォーターサーバー人気ランキング」のサイトであれば、「商品を売るためのサイトなんだな」となんとなくわかります。
でも「縫い方の種類」とか「ダイエット方法」とか、情報を伝えるだけのサイトもありますよね。こういう場合、企業側にメリットってあるんでしょうか…?
その答えは、インターネット広告にあります。
インターネット広告のしくみ
企業(またはブロガーなど)がWebサイトを作るのは、インターネット広告収入を稼ぐためです。
サイトをのぞくと、記事のスキマに広告が出てきますよね?
企業側は、広告を読者に見せたりクリックさせたりすることによって、利益を得ているんです。
そして広告と一口にいっても、実はこんなにたくさんの種類があります!
(覚えなくて大丈夫です!「いろいろあるんだな~」ということだけ知っておいてください)
検索連動広告 | インターネット検索をしたときに、検索結果画面の上下に表示される広告 |
ディスプレイ広告 | 年齢・性別・地域・興味関心にあわせて表示される広告 |
アフィリエイト広告 | 商品を買ったり、資料請求、会員登録をおこなったときに報酬が発生する広告 |
SNS広告 | SNS(FacebookやXなど)で掲載される広告 |
動画広告 | 動画サイト(YouTubeなど)で配信される広告 |
音声広告 | 音声配信サービス(Spotifyなど)で配信される広告 |
メール広告 | メールで配信される広告 |
ネイティブ広告 | 一般の記事内に、自然に溶け込むような形で表示される広告 |
リターゲティング広告 | 過去に、広告主のサイトやアプリを訪問した人だけに表示される広告 |
報酬が支払われる形態も、さまざまです。
- 成果報酬型…読者がサービスを購入したり、会員登録などをおこなったりすれば、報酬が支払われる
- クリック報酬型…読者がその広告をクリックすれば、支払われる
- インプレッション報酬型…広告が表示された回数に応じて、支払われる
つまり「読者がなんらかのアクションを起こしたとき(クリックしたり、購入したり)に報酬が発生するパターン」と、「読者がその広告を目にするだけで報酬が発生するパターン」があるってことですね。
当サイトでも、成果報酬型・クリック報酬型の広告を利用しています。
インターネット広告はTV広告に比べると低予算で、その情報に興味のある人にピンポイントでアピールできるという特徴があります。
(TV広告のように、不特定多数に大量の広告を出さないからですね)
そのため、インターネット広告を利用する企業は年々増えてきているんです。
広告収入で稼ぐには、検索順位を上げることが必須
各Webサイトは、たくさんの読者にアクセスしてもらう必要があります。
アクセスが増える→広告が目に留まりやすくなり、クリック数・購入数も増える→広告収入が増える からです。
そのためには、自サイトの記事を検索結果の上位(1ページ目の10位以内など)に表示させなくてはいけません。
ネット検索したときって、大体上から順番に記事をのぞいていきますよね。(そして「解決した」と感じたら、検索をやめてしまう…)
だからこそ上位に表示させることがとても重要なんです。
では検索結果のどの場所に、どの記事を配置させるかを決めているのは誰なんでしょう?
それは「検索エンジン」です。
知りたい情報がすぐに出てくるのは、検索エンジンのおかげ
検索エンジンとは、インターネット上で情報を見つける際に活躍する❝コンピュータープログラム❞のこと。
一番有名なのはGoogleですが、ほかにもBing・Yahoo!などがあります。
検索エンジンは200以上ものアルゴリズム(計算方法)を使って、検索した目的にかなうサイトを探し出し、検索結果をランク付けして表示させます。
(検索エンジンが「あなたの知りたいことにマッチするサイトを、上から順に集めてみたよ!」って教えてくれているわけですね。親切✨)
だからWebサイト作成者にとっては「検索エンジンに認められること」が非常に重要なわけです。
そして認められるよう対策を取ることを、SEO(Search Engine Optimization)=検索エンジン最適化 といいます。
Webライティングにおいては、SEOを意識して書くことが大切です。
(もちろん読者の知りたい内容をちゃんと書くことが大前提だけど!)
ここが紙媒体のライティングとの大きな違いですね。
Webライターは❝読者❞と❝検索エンジン❞、双方に分かりやすい文章を書くことを求められます。
SEO対策って具体的にどんなことをするの?
検索で上位を取りやすくするためのSEO対策。
でも具体的に何をすればいいのかについては…実はハッキリとわかっていないんです。
(Google社が評価基準を公開しておらず、またアルゴリズムは常に変化し続けているからです)
だからこそサイト運営者は、上位を取るために試行錯誤を繰り返しているんです💦
そのため「これをやれば絶対に上位を取れます!」という法則はないのですが、
「おそらくこれが効果的なのでは?」と考えられる対策はいくつかあります。
- 読者にとって有益な情報を盛り込む
- 独自性・信頼性の高い情報をのせる
- 内容が一目でわかるタイトルや説明文をつける
- サイトのカテゴリーや階層構造をわかりやすくする
- 関連性の高いページ同士を行き来できるようにする
- ページの読み込み速度を速める
- スマホでも読みやすいページ作りをおこなう
- 最新の情報に更新する
- 他のサイトからリンク(つながる)してもらう
などなど…。
いろいろありますが一言でいえば、
読者にとって有益で、信頼性の高いサイトかどうか
で評価されているってことですね。
ユーザーファーストなサイトが上位表示されやすい、と覚えましょう。
そして有益で・信頼度の高い情報を「わかりやすく」伝えるのが、Webライターの使命です。
文章が下手でもWebライターになれる?
「わかりやすく伝える」と聞いて、
「文章力に自信無いし、自分には無理そう…」と思った人もいるかもしれません。
でも実は、Webライターになるにあたって文章力は必要ありません。
現にWebライター界では「文章を書くのが得意じゃない」「国語の成績はイマイチだった」というライターさんも多いです。
「苦手だったけど思い切ってやってみたら、案外なんとかなった」という人が多いのも、紙媒体のライター界との違いかもしれません。
インターネット記事の読者はおもに「何かを知りたくて」「何かを欲しくて」検索をしています。
だからこそ、できるだけ早く答えを提供しなくてはいけません。
そのためWebライティングにおいてはとにかく 早いこと・分かりやすいこと が大切。
少しでも分かりにくいと思ったらすぐに読み飛ばされてしまうため、文章の巧みさはどちらかというと二の次です。
義務教育の範囲の日本語を書ければ十分。
特別な資格は必要ありません。
筆者は国語が得意で、文章を書くのも好きだったので「Webライター向いてるかも!」と始めましたが、実際はあまり向いていなかったかも…。ロジカル思考があまり得意じゃないからです笑 つい文章が冗長になってしまうので、そこが悩みです。
でも執筆回数を重ねれば、それなりにサマになってきます。どちらかというと、文章力よりも「慣れ」かな。
まとめ。Webライターはインターネット初心者でもなれます。文章表現力もいりません。
まとめます。
・Webライターとは、Webサイト上の文章を書く人のこと
・各サイトは「インターネット広告収入を得るため」に運営している
・たくさん広告収入を得るには、サイトのアクセス数を増やす必要がある
・アクセス数のキーとなるのは「検索エンジン」
・Webライターは読者&検索エンジン両方に、評価される記事を書かなくてはいけない(SEO)
・Webライターに文章力は不要、慣れてくれば誰でも書ける
初心者ライターのうちはSEOを意識した書き方なども指導してもらえるので、ネットに詳しくない人でもWebライターになれます。
特別な資格もいりません。とにかく「慣れ」!
…Webライターは紙原稿のやりとりがない分、執筆~納品までの作業をリモートでできるというメリットがあります。
そのため子育て中や、自宅で仕事をしたい人に人気の高い働き方です。
おこもり好きにも人気のワークスタイルということで、おこもりをテーマとした当ブログでも紹介させていただいてます。
もし今回の記事を読んで「Webライターをやってみたいな」「自分にもできるかも」と思ってくださった方がもしいらっしゃいましたら、
Webライター初心者におすすめのサイト・クラウドワークスに登録をしてみてください。
Webライターのお仕事に気軽に挑戦できますよ!
↓登録のしかたについては、以下のサイトで詳しく説明しています。よかったらあわせて読んでみてくださいね。