仕事の人間関係で消耗している人 、多いんじゃないでしょうか。
私も会社員だったときはそうでした。
でも当時は、「社会でもまれるのもお給料のうち」「皆がんばってるから自分もやらなきゃ」と思い込んでいたんです。
…でもよく考えてみれば、仕事において大切なのはお客様にベストなサービスを提供すること、ですよね?
職場でのがまんが、お客様へのサービスアップにつながるならともかく、
人づきあいでムダに消耗していては、意味がない…。
たとえば私の場合、普段からテンションは低め。
相手が喜ぶことなんて何一つ言えない、口下手な性格です。
たまの外出であれば、明るく振る舞うこともできます。
でも毎日となるとキビシイ…。
自分にとって一番生産性が高いのはやはり「一人」だと思い、子育て後の社会復帰の場として「在宅仕事」を選ぶことにしました。
そしていろいろ試行錯誤した結果、
人間関係のしがらみはほぼナシ!の生活を手に入れることが可能に✨
自分に合った働き方を探すことは、決してわがままじゃない。
働き方は選んでいいんです!
今回は、そのことを伝えたくて書きました。
組織の中にいるだけでエネルギーを消耗していた過去
私は100% 内向型人間 です。
とある内向型テストをやってみたら、「これ私のことやん…」と思うくらい当てはまってました(-_-;)
- 喜怒哀楽は控えめ
- 環境の変化・臨機応変な対応が苦手
- 大人数で話すよりも2~3人くらいがいい
- 人に見られていると集中できない
- 予定がつまるとイライラする
- 自宅で一人で過ごすのが好き
- 話すよりも文章で伝える方が得意
それでも会社員時代はがんばってましたね…。
当時(20年位前)は「遅くまで働くほどエライ!」という風潮が強くて、仕事が終わるのは毎日22時くらい(IT系だったので…)。
一人で過ごす時間=貴重な充電タイム なのに、その時間すら確保できないありさまでした。
職場は「余裕がなくてイライラしている人」も多いですよね。(自分もその1人でした。)
私は、同じ先輩にしょっちゅう叱られていました。「私が至らないせい」と思い込んでいたのですが、彼女が退職する際「今までつらく当たってごめん。ひいろ言いやすかったから、つい💕」と笑顔で言われ、ショックを受けた経験があります。今となっては笑い話ですが…。
彼女も、プライベートでは親切で明るい人なんだと思います。でも仕事となると…お互いに悪い部分が出ちゃいますよね。
このときの経験で 仕事=しんどい、自由がない というネガティブイメージがしみついてしまい、出産後もなかなか仕事を再開する気になれませんでした。
そうこうするうちに、第二子出産後に体調悪化。
働けるぐらい気力が戻ってきたのは、40歳を過ぎてからでした。
でもこの時点で、すでに10年以上のブランクが。
体力のない自分でもできそうな事務の仕事には、とても就けそうにありませんでした。
在宅ワークなら、体力のない40代主婦でも続けられる?
そんなときに興味を持ったのが「在宅ワーク」という働き方でした。
クラウドワークス というクラウドソーシングサイトがあることを知り、試しに簡単な仕事をやってみることに。
※クラウドソーシングサイト:インターネット上で、仕事を依頼したい企業と受注したい人をつなぐサービスのこと
それからじょじょに「記事作成」「文章の校正」といった仕事を受けるようになり、今に至ります。
仕事時間も、最初は1日2時間くらいでした。(当時は薬も飲んでいて体調が良くなかったので…)
外での仕事は「1日6時間」「週に4日以上」など、条件が決まっていることが多いですよね。
一方、在宅ワークは「1つの仕事を納品するたびに報酬をいただく」「期限までに納品できるなら、いつ作業してもOK」など、 自由度が高い ところが特徴。
ですから少しずつ、「仕事をする自分」にシフトしていけるのです。
今所属しているライターグループでも、「活動が不定期の人」「土日メインの人」などいろんな方が集まっています。
たとえば介護・子育てがあったり、体調の面で少ししか働けなかったり…皆さんそれぞれ事情があるようです。
最初は「外に出るまでのリハビリ」という感覚で仕事を始めましたが…。
今ではこの 自由度の高さ のトリコに。
できることならこのまま在宅ワーカーとして生きていきたい、と思っています。
始めた当初は親から「それ、詐欺じゃない?」と言われたり、夫から心配されたりと散々でしたが…(-_-;) 今ではちゃんと認めてもらえるようになりました。
在宅ワーカーになった私の、現在の生活スタイル
現在の私は、在宅ワーカー5年目。
子どもは高2・小6になり、比較的手がかからなくなってきました。
WEBライターとしての今の生活は、おおまかに書くとこんな感じです。(日によって変動はありますが…)
今の生活で気に入ってる点は、4つ。
- 自分のペースで仕事ができる
- お昼休みを自由に過ごせる
- 時間のロスが発生しない
- 行きたいときにトイレに行ける
①:自分のペースで仕事ができる
今受注しているお仕事は、「納期までに記事を仕上げてほしい」というもの。
パソコンでリサーチをし、文章をまとめていくため 基本的に1人で作業が完結します 。
クライアントに質問をすることもありますが、それも週に何度か。
そのため仕事中は、1人静かにパソコンに向かうことが多いです。
- 途中で作業を中断されない(集中できる)
- 周囲に気を配る必要がなく、仕事そのものに全集中できる
…ので、結果的に会社員時代よりも成果は出せていると思います。
ただし気軽に相談ができない点はデメリット。
「同僚と世間話をしたり、仕事内容についてこまめに相談したりしたい」という人には向いていないかも…。
でも私のような内向型人間にとっては、圧倒的にメリットの方が大きいです。
マイペースに仕事ができるので、家の用事を入れやすいところも助かっています。たとえば子どもが体調不良で早退するときも、すぐにお迎えにGO!納期さえ守れば、誰にも迷惑をかけずにすみます。
仕事量も自分で調整できるので、「週に3日働いて、あとは休む」「昼間は家事をして、夜だけ働く」といった働き方もOK。
ライフスタイルに合わせて自由に働けます。
②:お昼休みを自由に過ごせる
これって最高のぜいたくじゃないですか?
…と個人的には思ってます。
趣味…というほどではないんですが、私はドラマや映画を観るのが好きです。
観ているときはその世界にどっぷり浸かりたいので、周囲に人がいると落ち着きません。
でも結婚して、特に子どもが生まれてからはその時間を楽しめる機会はほとんどなくなりました。
でも家族が仕事や学校で出かけている時間帯なら…ムフフ( ̄ー ̄)。
…ということで、今は昼食後に趣味タイムを設けています。
在宅のお仕事であれば、こういう昼休みの使い方もできてしまうんです。
お金を稼ぎつつ、お昼休みを自分の好きなことに使える… 。
これも在宅ワーカーのだいご味だと思います。
③:時間のロスが発生しない
仕事は、キッチン隣のスペースで行っています。
↑もともと子どもの勉強スペースだったところを占領✨
ですから 家事をする場所→仕事をする場所 の距離は、約2m。
仕事と家事を行ったり来たりできる …これも大きなメリットです。
雨が降ってきたらすぐに洗濯物を取り込めるし、荷物が届いたらその場で受け取れます。超便利!
④:行きたいときにトイレに行ける
これも結構重要なポイントかと…。
自宅で作業をしているため、 好きなときにトイレに行けます 。
(パソコンからトイレまでの距離も2mくらい…)
お腹の調子が悪いとき・生理のとき は特にありがたいです。
会社勤めをしていたときは、気を張っていたせいか便秘と下痢の繰り返し。汚い話ですが下痢期間は他の人に気づかれないよう、女性社員の少ない別階のトイレにこもることもよくありました。
今はいつでも行ける安心感があるからか、ひどい便秘・下痢に悩まされることはなくなりましたね…。
ここまで聞くと、メリットばかりのような…。
でも残念ながら在宅ワークには、デメリットもあります。
次回は、デメリットの部分についてもご紹介しますね。