「Webライターをがんばりたい!」「自宅で稼ぐ、を目指したい!」
新しい挑戦をはじめるとき、身近な家族には全力で応援してもらいたいですよね。
でも実際には不安になるようなことを言われたり、はっきりとは言わなくても明らかに否定ムードだったり…。
逆にやる気をそがれてしまうこと、多いんじゃないでしょうか。
私もWebライターを始めた当初、身近な人に散々けなされてつらい思いをしました。今となってはいい思い出だけど…。
今回は、
家族はどんな気持ちから否定してくるのか?またどうすれば上手に切り抜けられる?
といったことを、体験談を交えて紹介します。
現在渦中におられるという方、よかったら参考にしてくださいね!!
以外と身近にいる「ドリームキラー」
何か新しいことを始めようと思ったり、大きな目標を持ったりしたとき。
その決意や、やる気をくじこうとする存在のことを、
ドリームキラー
と呼ぶことがあります。
ドリームキラーが発するセリフは、
- 「私だったらやらないな~」
- 「失敗したらどうするの?」
- 「お金がかかりすぎるんじゃない?」
- 「周りから反対されると思うよ」
- 「人生はそんなに甘くないよ」
- 「え?それ大丈夫なの?(やたら心配そう)」
などなど、多岐にわたります。
ただでさえ不安でいっぱいなのに、こんな否定的な言葉をかけられたら、落ち込みますよね💦
そして残念ながらドリームキラーになりやすいのは…
一番応援してほしい身近な人、だったりします。
たとえばパートナーや、親(特に母親)。
私もまさにコレで、Webライターを始める際に夫&母親がドリームキラーになりました。
身近な人がドリームキラーになる理由
ではなぜ身近な人ほど、ドリームキラーになりやすいのでしょうか。
理由は、あなたとの心理的な距離が近いから。
そして人間は、変化を嫌う生き物だからです。
人は無意識に、コンフォートゾーン(慣れ親しんだ、快適な場所)を望みます。
新しい環境はラーニングゾーン(ややストレスや不安を感じる場所)や、パニックゾーン(ストレスが非常に強い場所)に該当するので、
安心できるコンフォートゾーンに戻りたくなるんですね。
この心の動きは、❝家族や友達・同僚の変化❞のときも同じ。
人は、本心では周りの人に「変わってほしくない」と思っているため、変化しようとするあなたを元に戻そうとするのです。
わかってくれない「ドリームキラー夫」の対処法
では身近でドリームキラーになりやすい人の代表例、
❝夫❞がドリームキラーになったときの対処法について紹介します。
それにはまず、夫の気持ちを理解するところから始めましょう✨
夫がドリームキラーになる場合、背後にはこんな感情があるようです。
もしうまくいかなかったら、妻が悲しむかもしれない。そんなことにならないよう、夫の俺が守らなくては!(心配)
Webライター?自宅で稼ぐ?そんなことできるの?もっと効率的に稼げる仕事の方がいいんじゃないの?(不安)
楽しそうでうらやましい。俺は毎日ガマンばっかりしてるのに…。(嫉妬)
妻にあんまり稼がれると、自分の存在価値が否定されるような気がする…。(恐怖)
私もWebライターを始めようとしたとき、夫に「え?大丈夫?」と何度も言われました。
こっちも不安でいっぱいだったので「大丈夫ってなんだよ!こっちが知りたいわ!」とイライラし、
そのうち夫には仕事のことを話さなくなりましたね…。
今は時間がたち「Webライターの私」がコンフォートゾーン入りしたので、反対されることもなくなりましたが、
ひねくれず丁寧に話し合っていれば、もっと早く応援してもらえたんじゃないか。と反省しています。
(オープンマインド、大事だなあとつくづく思う…)
夫の「心配」「不安」に対処する
ではここからは、具体的な対処法を。
もしうまくいかなかったら、妻が悲しむかもしれない。そんなことにならないよう、夫の俺が守らなくては!(心配)
Webライター?自宅で稼ぐ?そんなことできるの?もっと効率的に稼げる仕事の方がいいんじゃないの?(不安)
この2つは、知識が足りないために起きています。
特に男性は、女性より「結果」を重視する傾向があるので、
- 具体的な目標(1年後に5万円/月など)
- その夢を叶えるために、どのような計画があるか
- そのために夫に協力してもらいたいことは何か
- 夢を叶えることで、(2人にとって)どのようなメリットがあるか
- 収入ももちろんだが、働き方そのものに魅力を感じていること
を❝できるだけロジカルに❞伝えることがポイント。
特に③と④はハッキリ伝えた方がいいです。
新しいことを始めた結果、夫の負担が増えることも多いですからね…。
(特に自宅で働き始めた場合、最初は家事・育児がおろそかになりやすい💦)
でも協力してもらうのを、当たり前とは思わないこと。
×「働き始めたんだから、そっちも手伝ってよね」
○「助けてくれてありがとう。効率よくできるように、私もがんばるね」
とにっこり笑顔で伝えるようにしましょう。
(難しいのは百も承知だけど、後々自分のためになりますから、ね!)
夫の「嫉妬」「恐怖」に対処する
楽しそうでうらやましい。俺は毎日ガマンばっかりしてるのに…。(嫉妬)
妻にあんまり稼がれると、自分の存在価値が否定されるような気がする…。(恐怖)
ちょっとやっかいなのが、嫉妬や恐怖が混じっているケースです。
この態度を見せられると「男として器が小さいなあ」「めんどくさ…」と思うかもしれません。
でも夫がこういう態度を見せるときって、大抵自分にも
夫に負けたくないという気持ちがある
こっちも普段からガマンしまくっている
成果を出せない自分には、価値がないと思っている
といった、「嫉妬」「恐怖」(…の中にある無価値感etc)があるような気がします。
夫は競い合う人ではなく、足りない部分を補い合う同志です。
もし嫉妬や恐怖を見せられたときは、「自分の中にも同じ感情(嫉妬・恐怖)があるんだな」と、自分のネガティブな感情を手放すことに集中しましょう。
不思議だけど…自分の中のかたくなな気持ちが溶けてくると、夫の態度もマイルドになってきます。
わかってくれない「ドリームキラー親」の対処法
親がドリームキラーになるケースも多いですよね。
- あなたには無理よ。できるのは才能がある人だけ。
- そんなよくわからないもの…。危ないからやめときなさい。
- もうちょっと現実的なものにした方がいいんじゃない?
などなど、親世代(特に母)からは、容赦なくグサグサとナイフを突き立てられることも多いです(そして心が血だらけに笑)。
私も実際にライターになろうとしたとき、「だまされてる」と直球で言われて凹みました。
親がドリームキラーになってしまう場合、背後にはこんな気持ちがあるようです。
子どもが失敗するのを見るのが怖い。今のままでいてほしい。(心配)(恐怖)
自分が成功した道しか認められない。(価値観の押しつけ)
私はガマンばかりしてきたのに…。自由に生きててうらやましい。(嫉妬)
親の「心配」「恐怖」に対処する
子どもが失敗するのを見るのが怖い。今のままでいてほしい。(心配)(恐怖)
親はあなたに幸せになってもらいたいし、リスクは先回りして取り除きたいと思っています。
あなたからすれば迷惑な話かもしれませんが、それは愛ゆえ…なんですよね。
だから対処法としては、
「心配してくれてありがとう。(心配してくれたことに対する共感)でもやってみたい。やらないと後悔するから。(自分の思いを伝える)」
ときっぱり伝える、でいいと思います。
親の「価値観の押しつけ」「嫉妬」に対処する
自分が成功した道しか認められない。(価値観の押しつけ)
私はガマンばかりしてきたのに…。自由に生きててうらやましい。(嫉妬)
そしてやっかいなのが、こちらの2つ。
親世代とは価値観も違うし、こちらが前向きであればあるほど、親は頑固になる可能性が高いです。
もし親からのメッセージに「押しつけ」「嫉妬」が見られたら、
自分の夢については話さず、そっと距離を置く
がベストだと思います。
不安があるのはあなたも同じ。
親の不安のエネルギーまで食らっていたら、肝心のやる気が失われてしまいます。
その話題には、しばらく触れないようにしましょう。
わかってもらおうとしないことも大切。
最後にもう1つ。
ドリームキラーが現れたときは、「わかってもらいたい」という気持ちをいったん封印しましょう。
ドリームキラー問題は、たいてい時間が解決してくれます。
(最初は反対されていたけど、徐々に…っていうケースがとても多い)
逆に焦ると、こじれることが多いです。
今はそういう時期と割り切って、前向きな反応をくれる人にだけ状況を伝えるようにしましょう。
大丈夫。最初はネガティブな態度を取られたとしても、
あなたが生き生き過ごしていて、実際に結果を出し始めれば、だんだん応援ムードに変わっていきますよ。
またもし家族がドリームキラーになり、日々不安にさせられて困っている…というときには、
同じ志を持つ仲間を作るのも1つの方法です。
たとえばSNSのX(旧ツイッター)では、ライターさん同士が日々情報の共有をおこなっています。
「お互いがんばろうね!」と前向きなメッセージを送り合うことも多いので、アカウントを作ってSNS上で仲間を作ってみてもいいと思いますよ!