クラウドワークスで会員登録をおこなって、プロフィールも書いて…。
さていよいよ「プロジェクト案件に応募してみたい!」
そう思ったときに多くの方がぶち当たるのが「どんな仕事に応募すればいいの?」「応募文はどんな風に書けばいいの?」といった悩みだと思います。
この記事ではWEBライター歴5年の筆者が、
クラウドワークスの応募の流れや応募文の書き方、また応募の際に気をつけるポイントなどをご紹介していきます。
コツを知っているのといないのとでは成果にかなり差が出てくると思うので、ぜひチェックしてくださいね。
また前回に引き続き「ビビりさんでもうまくいくポイント」を各所に入れました。
ぶっちゃけ最速で結果を出すアドバイスではありませんが、「精神的なダメージをできるだけ負わずに、着実に成果をあげていく」方法かなあと思っています。
ドラクエ風に言うなら「ガンガンいこうぜ!」ではなく「いのちだいじに」を目指した構成となっております。(古いたとえでスミマセン…昭和世代だってバレバレ笑)
- 超ビビりだけど、プロジェクト案件に挑戦してみたい
- クラウドワークスのプロジェクト案件の流れが知りたい
- クラウドワークスの応募文の書き方が分からない
クラウドワークスの応募の流れ
ここからはクラウドワークスで実際に仕事に応募し、作業をおこない、報酬が確定するまでの流れをご紹介します。
※まだクラウドワークスに会員登録をおこなっていない場合は、先に登録をすませておいてくださいね。以下をクリックすると、クラウドワークスの公式サイトに移動できます。よかったらご利用ください。(記事の最後にも用意しています)
↓登録のしかたについては、以下の記事を参考にしてください。
①:応募したい仕事を選ぶ
今回は、プロジェクト案件の中の「ライティング・記事作成」に応募する方法を紹介します。
↓画面上部にある「仕事を探す」をクリックします。
↓画面左側の絞り込みで「プロジェクト(固定報酬制)」と「プロジェクト(時間単価制)」にチェックを入れてから、
仕事カテゴリの「ライティング・記事作成」にカーソルを合わせて、興味のあるジャンルをクリック。
応募してみたい案件を見つけたら、仕事の概要&詳細を確認します。
そして応募するかどうかの判断をおこないましょう。
(応募するかどうかの判断ポイントについては、後から説明します)
②:応募メッセージを送る
応募する案件が決まったら、クライアントに向けてメッセージを送ります。
↓右上の「応募画面へ」をクリック。
契約金額やメッセージなどを記入したうえで、「応募する」をクリック。
↓この段階ではあくまでも「応募(ワーカー側からこういう条件で仕事をしますよ、と提案している状態)」です。
この後互いに条件に合意すると「契約成立」となります。(ステータスが「条件合意」に達する=「契約成立」)
↓以下が実際の応募画面です。「クライアントに源泉徴収をしてもらう」は、相手側から特に指示がない場合はチェックを入れなくてOK(源泉徴収するかしないかは、クライアントの事業規模によって変わってくるため)。
(クライアントに向けたメッセージの書き方については、後から説明します)
これで応募は完了です。クライアントからの返信を待ちましょう。
③:互いに条件に合意したら、契約してお仕事開始
応募後、クライアントから質問等が来る可能性があります。
できれば早めに返信した方がいいですが、返信内容は後から修正することができません。
抜けモレや勘違いのないよう、落ち着いて対応することが何より大切です。
ここで条件に合意すると契約成立!となり、その後簡単には辞退できなくなります。
もし仕事内容について疑問点があったら、契約前にきちんと確認しておきましょう。
ワーカーとクライアントはあくまでも対等の関係です。疑問があったら遠慮せず質問してくださいね。
お断りされた場合
残念ながら「選考の結果、契約を見送ります」と返信が来ることもあります。
その場合は、お返事をくれたことへの感謝を告げて気持ちよく終わるようにしましょう。
(次回もしかしたらお付き合いがあるかもしれないので、丁寧に✨)
【お返事の例】
○○様
お忙しい中ご連絡くださいまして、ありがとうございます。
承知いたしました。
残念ではございますが、次の機会に応募させていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
契約が決まったとき
採用された場合は、金額・納期・納品物のクオリティーなど詳細のすり合わせをおこなったうえで、契約を締結します。
(もし契約金額を変更したい場合は「新しい条件を提示する」をクリックすれば、何度でも変更可能)
契約後、クライアント様が「仮払い」の手続きをおこないます。仮払いされたら、仕事を始めることができます。
作成できたら、クラウドワークスの「納品する」ボタンをクリックして納品をおこないます。
納品の際には「作業が完了したので納品いたします。ご検収のほど、よろしくお願いいたします」という一言を添えるといいでしょう。
なお添付できるファイルの容量は100MBまでです。超える場合はデータ圧縮するか、分割して送りましょう。
テストを求められたとき
ライティング案件では「テストライティング(試しに1記事書いてもらい、ライティングの実力をはかること)」を提案されることも多いです。
テストライティングの報酬は一般的に、かなり安め。
でもこれには「質の高い記事をちゃんと納めてくれるか不安」「テスト記事は破棄する予定なので高い値をつけられない」といった理由があるようです。
ただし「テストは0円といわれた(その後不合格なら報酬ゼロ?)」「テストと称して、何記事も書かされる(1記事書いたら実力は分かるはずなのに…)」という場合はアヤシイ…。納品した記事を持ち逃げされる可能性もあるので注意してください!
テストの場合も指定された期限内に記事を作成し、クラウドワークスの「納品する」ボタンをクリックして納品をおこないます(通常の仕事と同じ流れ)。
④:検収~報酬確定まで
納品後は、クライアントに検収(納品物が発注内容に合っているか検査する手続き)をおこなってもらいます。
もし修正を求められた場合は、直してから再度納品をおこないます。
もし納品物に問題がない場合は「検収完了」となり、最後に互いの評価をおこなって終わりです。
(検収期間は1週間と定められているので、もし1週間たっても検収されない場合はクラウドワークス事務局に問い合わせてください)
応募するかどうかの判断ポイント
ここからは、案件に応募するかどうかを判断する際のポイントをお伝えします。
①:案件内容&クライアント情報を徹底チェック
まず大事なのが、募集されているお仕事の内容と、そのお仕事を提供しているクライアント情報の確認。
クラウドワークスはお仕事のプラットホームなので、集まっているクライアントも玉石混交です。
末永く良い関係を築けるお客様となるかどうか、見極める❝目❞が大事になります。
↓クライアントのページでは、過去に仕事をしたワーカーからの評価が数値化されています。
以下の点をチェックしましょう。
- 本人確認済みか、また企業なのか個人なのか(企業の方が信頼度は高い)
- 総合評価が4以上あるか(高いほどよい)
- プロジェクト完了率が80%以上あるか(過去に仕事を完遂できたワーカーが多いということ)
- ワーカーからのコメント(悪く書かれていないか)
- 登録日(念のためチェック、長くコツコツやっているクライアントの方が安心)
総合評価だけでなく、プロジェクト完了率も大事です。
完了率が高いということは「クライアントが過去に発注した仕事の難易度が高すぎず、多くのワーカーが最後までやりきれた」と判断できるからです。
そして②の妥当な金額について。
人によって意見が分かれると思いますが、私は、
0.5円~1円/文字 →初心者向け
1円~2円/文字 →ライティングに慣れてきた人向け
2円以上 →ある程度実績がついてきた人向け
と判断しています。
0.5円~1円/文字は初心者でもOKの案件がわりと多いので、最初はこのあたりを狙っていきましょう。
「初心者でも1円/文字を狙おう!」とアドバイスする方も多いですが、ビビりさんにとってはプレッシャーが強いかな…と思っています。
逆に0.5円より低いと報酬が少なすぎて疲弊するので、やめるか、もしやるとしても短期間(ライティングに慣れるまで、など)で考えておくといいかも。
ちなみに私が最初に受けたのは、1文字100円(2000文字)の※リライト案件でした。当時WEB文章なんて一度も書いたことがなく、あまりにも自信がなかったので…。
最初は楽しくやっていましたが、1日数百円しか報酬がないのでだんだん疲れてきて…結局2ヶ月でやめました。あまりおすすめはできないです💦
※リライト…すでに執筆されている記事の文章を書き換える作業
またできれば1回だけの単発ではなく、「継続的な依頼」をしてくれる仕事を選びましょう。
応募~契約の流れを繰り返すのは時間のロスだし、長く付き合った方がクライアントの考え方や求めるものを理解しやすいからです。
②:たくさん応募しすぎない
これは個人的な意見なので、取り入れるかどうかはおまかせします。
初期の頃は、応募してもなかなか採用されません。
そのため「とにかくたくさん応募しよう」とアドバイスしているサイトが多いのですが、ビビりさんに限ってはこのやり方はおすすめできません。
もし採用が重なった場合、アタフタするからです。
「こちらから応募したのに、断るのは失礼だよね。ちょっと頑張ればできるかも…」と全て引き受けてヘトヘトになる…過去の私がまさにソレでした💦
この後応募を辞退する方法も解説しますが、できれば無用な摩擦は避けたいですよね。ビビりさんの場合は、たくさん仕事を受けるよりも「6~8割くらいの力で回せる」を心がけた方が、良い結果につながると思っています。
応募する→結果が来る→仕事開始→慣れてきたら次の応募を考える という感じで、ちょっとずつ案件数を増やしていきましょう。
応募メッセージを送る際のコツ
続いて応募メッセージの送り方について解説します。
応募メッセージを送る際は、
①クライアントが求める内容を簡潔に答える ②誤字脱字をなくす ③ある程度のスピード感 を意識しましょう。
順番に解説しますね。
①:クライアントが求める内容を、簡潔に答える
応募の際に「月あたりどのくらい納品できそうか」「ライターとしての実績があれば教えて」といった質問を受けることがあります。
クライアントからの質問事項には、抜けモレなく答えましょう。
(応募文をきちんと読んでいることの証になります。案外できていない人が多いので、ココに気をつけるだけで印象がアップします!)
またシンプルに分かりやすく伝えることも大事です。
流れとしては
- はじめましての挨拶
- ○○という点でお役に立てそうだと思った(強みをアピール)
- お役に立てそうだと思った根拠をのべる→過去にやった仕事の実績を添付(URLをのせる、実際の資料を提出するなど)
- 応募時に質問されている内容に1つひとつ回答
- 「何卒ご検討のほどよろしくお願いいたします」で終わる
クライアントに一度納品した記事は、そのクライアントの許可なく実績として公開することはできません。(記名記事ならOK) 事前に公開していいか確認をとっておきましょう!
とはいえ、まったくの初めての場合、根拠のある強みも書けませんよね。そのときは熱意を前面に押し出しましょう。たとえば…
【提案文の例】
△△様
はじめまして、○○と申します。
ライティングは未経験ですが、日頃から××のジャンルには非常に興味がありますので、今回お役に立てるのではと思い応募させていただきました。
納期厳守で、丁寧な対応を心がけますので、何卒ご検討のほどよろしくお願いいたします。
②:誤字脱字をなくす
ライター案件に応募する場合は特に、誤字脱字がないことも大事なポイントです。
(納品物も誤字脱字が多いのでは?と思われちゃいますからね…)
応募文を書き終わったら、しっかり内容を読み返してから送信しましょう。
できれば一度ほかの作業をしてから新たな気持ちで応募文を読んだ方が、うっかりミスを防ぎやすいです。
ちなみに私、ライターどころか校正の応募文で誤字脱字のある文章を送った経験があります泣。もちろん不採用でした…そりゃそーだ(-_-;)
クラウドソーシングは文章のやりとりがメインです!
誤字脱字があると印象ダウンにつながるので注意しましょう!(←コレ、自分に向けてのメッセージでもあります笑)
また「です」「ます」が3回連続続いたり、同じ言い回しが2回続いたりすると幼稚な印象を与える可能性も。
- 「いたします」が2回続いている →1つを「~申し上げます」に変える
- 「~です」が3回目 →1つを「~と思います」に変える
など臨機応変に言い換えましょう。
③:ある程度のスピード感も必要
応募にあたっては、あまりにもゆっくり判断しているとチャンスを逃す可能性も。
各案件には締切日が設けられていますが、良いワーカーさんが見つかった時点で応募が締め切られる可能性もあります。
「この案件いいかも…」と思ったら、できるだけ早めにアクションを起こすことをおすすめします。
案件選びの際に「新着」にチェックを入れると、掲載されたばかりの案件を探せるので、応募も早めにできると思います。
応募を辞退したいときは?
「いったん応募したものの条件がどうしても合わなかった」「難易度が高すぎて自分には無理そう」「他の案件にも受かったのでスケジュールの空きがなくなってしまった」
そんなときは辞退することも可能です。
ただし契約をする前と後とで、対応が変わってくるので注意しましょう。
契約前に辞退する場合
契約前であればすぐに辞退可能です。
メッセージボックスの右端にある「応募・スカウトを辞退する」をクリックしましょう。
「お断りメッセージを送信する」が表示されるので、契約を辞退したい旨を伝えてください。
※ただしすでに「条件同意」まで進んでいる場合は、ワーカー側から一方的に辞退することができなくなります。
この場合はクライアント側から「同意をキャンセルする」を押してもらい、メーターを一度「条件合意」→「条件交渉」に戻したうえで、
「応募・スカウトを辞退する」から辞退する必要があります。
(つまり辞退したい旨を伝えて、クライアントに辞退に向けた対応を取ってもらわないといけないということですね。これはハードルが高い…💦)
契約中に辞退する場合
契約成立し、仮払いがすんだ段階で辞退したい場合は。
メッセージボックスの右端にある「契約途中終了リクエスト」をクリックしましょう。
リクエストに相手が同意した時点で、契約は終了となります。
※リクエスト後返信がない場合でも、1週間たてば自動的に終了となります。
ただし途中終了した場合、プロジェクト完了率が下がってしまうので注意!
またこの段階に来ると、途中終了だったとしても双方の評価がおこなえるようになります(しなくてもOK)。思わぬ低評価を受けてしまう可能性もありますね…。
辞退のメッセージは❝丁寧に❞が鉄則!
どのタイミングであってもワーカー側から辞退する場合は、お断りメッセージを送ってクライアントに納得してもらわなくてはいけません。
その際にぜひ心がけたいのが「こちらに非がある」書き方にすること。
「実際の作業が多すぎて割に合わないと感じた」「最初の説明と違う」など、相手に問題のあるケースも多いと思いますが、
無用なトラブルを避けるためにも、できるだけ穏便に&誠意が伝わる断り方を意識しましょう。
【辞退文の例】
○○様
お世話になっております。このたびはご契約いただきまことにありがとうございます。
大変申し訳ありませんが、業務内容の詳細を確認させていただいた結果、※現在の私の力では○○様のお役に立つことが難しいと判断いたしました。
まことに勝手ではございますが、今回の案件に関しましては辞退させていただきたく存じます。
ご期待に沿えず大変申し訳ございません。ご了承のほどよろしくお願いいたします。
※の部分は「スケジュールの都合で」「他案件で緊急対応が入って」など、その場に応じて書き換えましょう。
流れとしては以下のとおりです。
- まずは感謝の言葉を伝える
- 理由を伝える(ダラダラ事情を言うと嘘っぽくなるので、簡潔に)
- お断りしたい旨を伝える
- もし代替案が出せるなら提案(~日までであれば、○円であれば、など)
じっくり考えて対応できるのがクラウドソーシングのいいところ。ただしスピードが必要な場面も
まとめます。
クラウドワークスのプロジェクト案件では、
- 仕事を探す
- クライアントに応募メッセージを送る
- 互いに条件に合意したうえで、契約を結ぶ
- 成果物を納品後、検収してもらい報酬が確定する
といった流れで仕事を受注していきます。
クラウドワークスにはいろんなクライアントがいるので、お互い気持ちよく仕事をするためにも、
- 評価の高いクライアントかどうか、入念にチェックする
- 応募文は丁寧に、かつ相手が求めている情報を簡潔に伝える
- 思っていたのと違うと感じたら、できるだけ早めに辞退する
を心がけましょう。
クラウドソーシングは基本文章のやりとりなので、とっさの対応が苦手な「ビビりさん」でも戦いやすいフィールドだと思います。
ただし判断を先延ばしにしすぎると不利になる場面もあるので、スピードもある程度意識した方がいいですね💦
重要度としては
質(1つひとつを丁寧に)→スピード(ある程度素早く)→量(数をこなす) という感じです(ビビりさんの場合、量は慣れてから考えたらいいと思います)。
まずは少しずつやってみて、自分なりのペースをつかんでいってくださいね!
応援しています!(^O^)/
↓以下をクリックすると、クラウドワークスの公式サイトに移動できます。よかったらご利用くださいね。