仕事でトラブルがあった、家族や友人ともめている、親しい人が病気で気が気じゃない…。
生きていると、思いもよらない悩みにしょっちゅう振り回されますよね。
今回は、そんなときにできるだけ早く状況を好転させる方法について、考えてみました!
できれば、最短で解決する道を選びたいですよね。「にっちもさっちもいかない!ど~すんの!」と思ったら、参考にしてみてください。
がんばるのが正解?それとも…
問題が起きたときに人がとる対応って、
①何とかしようと、あらゆる方法を試してみる
②とりあえずほかのことをやる
のどちらかだと思うのですが…。
たいていの場合は、①を選ぶと思うんです。
起きているトラブルが大きければ大きいほど、何とかしたいし、まずじっとしていられませんよね。
それに②って、単なる逃げじゃん!という気もするし…。
でも何度も何度も壁にぶつかるうちに、気づきました。
一番早いのは②だなって。
悩みといえばボク、人になめられることが多くて…。いつもやりたくないことを押しつけられてしまうにゃ。人間ギライになりそうにゃ。
うんうん。じゃあ、家ネコちゃんの身に起きたトラブルを例に、考えてみよっか。
物事がうまくいく法則は「解決しようともがかない」
問題は、「気にならない」を目指すと、結果的にうまくいくことが多い。
これが答えだと思います。
自分にとって大問題だから何とかしようとしてるのに、「気にならない」なんて…そんなのムリだにゃ!
わかるよ。でもこの境地に達することが、コツなんだよね…。
アインシュタインの残した名言に、
いかなる問題も、それが発生したのと同じ次元で解決することはできない
というものがあります。
いろいろと解釈はあると思いますが…、
これは、問題が起きたときの自分よりも❝次元の高い自分❞であれば解決できる、と解釈できます。
じゃあ、❝次元の高い自分❞ってどんな存在か。
ちょっと考えてみました。
【次元の高い自分】
①自分の軸がある(自分の望みがはっきりしていて、周りに流されない)
②自責思考(周りが悪い、○○が悪い、ではなく、その環境から「自分は」何に気づくか、どう行動するかに目を向ける)
③人や地位、お金などに執着しない(切り替え上手)
④自分を大切にしており、ありのままの自分にOKが出せている
⑤物事の良い面に目を向け、感謝を習慣にしている
…そして。
もう一度今起きている問題を、振り返ってみましょう。
さっき挙げたような❝次元の高い自分❞だった場合、
今起きている問題に対してどういう解釈をするでしょうか。
自分に自信がなくて、いつも相手の言いなりになっていたかも…。
きっと自分を粗末にしてたんだにゃ。これからは少しずつ、嫌なことはイヤって伝えるようにするにゃ。
それでもなめてくる相手なら、離れちゃえばいーにゃ。
つらかったけど、いろんなことに気づけてよかったにゃ。
- 自分にも非があったから、そこを直そう
- 自分をもっと大事にしよう
- 自分を大事にしてくれる人とだけ、付き合えばいい
- 自分の可能性に気づくきっかけをもらえた
こういう風にスパッと割り切れる自分だったら、今起きている問題にもさほど悩まないはず…そう思いません?
高い次元の自分ならどう考えるか・どう行動するか。
このことだけに集中し、目の前の問題はとりあえず放っておく。(保留ボックスに入れてそのままにする感じ)
何とかしようとやみくもに行動しない。
困ったときほどこの境地で行動するようにすると、いつの間にか状況が改善してきます。
しかも劇的に変わる可能性も高い!
大問題だと思っていたのに、拍子抜けするほどあっさり解決するとかね。
逆にもがくと、どうなるか
じゃあ、もがくとどうなるのか。
気になりますよね。
この場合は、問題がさらに大きくなり、さらにイライラがつのる…のループに陥りやすいです。
家ネコちゃんのケースだったら、相手につっかかると関係悪化しそうだし、「なんで私ってこうなの~~」ってグルグル考えると自己嫌悪になりそう。
ほかにも、
(例)イライラした気分のまま夫と話そうとする →話し合いというよりも、自分の正義を相手に認めさせる権力闘争みたいになる
子どもに「勉強しなさい!」と口酸っぱくいう →余計にやる気をなくす、ついでに反抗期突入
他人のトラブルに首をつっこむ →余計に相手を傷つける結果になる
…というふうに、問題が悪化する可能性は高いです。
今すぐ答えを求められていたり、即やらないといけないことがあったりするときだけ、対応する。
でもそれ以外は、自ら突っ込んでいかない。これが大原則だと思います。
特に、何度も同じようなもめ事が起きるときは、間違いなく「次元を変えてみて!!」の合図でしょう。
何もしないっていっても…どういうふうに過ごしてたらいいにゃ?
問題は脇に置いておいて、❝気分よくなること・無心になれることをやる❞のが一番!
体を休めるとか、楽しいと思えることに没頭するとか…。
自分の気持ちをゆっくりと振り返ってみるのも、いい方法だと思います。
運のいい人は「もがかず、他のことに集中する」を日常的にやっている
世の中には、トントン拍子で物事を進めていく「運のいい人」がいます。
でも別に、彼らが特別ラッキーなことを引き寄せやすい…というわけじゃないんですよね。
運のいい人は、良くないことが起きたときに、もがかない・他に目を向ける をちゃんとやっている人です。
また、一見ネガティブに思えるこの経験が「最善」につながるんだ!と強く信じています。
だからこそ、しんどいことを長引かせずにすむんです。
もし目の前に問題が起きて、「うわ~」と思ったら、まずは深呼吸しましょう。
そして最低限の対応をおこなったら、保留ボックスに入れて、他のことをする!
日頃からこれを心がけることで、着実に状況は変わっていきます。
よかったら参考にしてみてくださいね!