彼氏や夫に大事にされていないと感じる・雑に扱われることが多い…。
こういうときの対処法として、よく言われるのが
「その気持ちを素直に伝えましょう」
「もっと幸せにしてくれる人を探しましょう」
ですよね。でも実はもっと手っ取り早く、パートナーとの関係を変える方法があるんです。
それは「パートナーにしてほしいことを、自分が自分にしてあげる」。
実際にやってみてかなり効果があったので、よかったら試してみてください(*^^*)
パートナーが見せる態度=自分の、自分への態度
パートナーは自分の鏡、ってよく言いますよね。
それは、パートナーが
自分の放っているエネルギーや思考を、鏡のように映し出して見せてくれる存在
だからです。ある意味、パートナー=自分 なんです。
だからもし自分が「パートナーに大事にされない」と感じるとしたら、
それは「あなたが、あなた自身を大事にできていない」ということです。
この考え方を理解するには、❝男性性❞❝女性性❞の2つが大事なポイントになってきます。
わかりやすくするために、この2つを人にたとえてみました。
【男性性のキーワード】
力強さ、行動力、競争心、冷静、決断力、合理的、自信、リーダーシップ、勇気、意志の強さ、客観性、責任感、知性、論理、自立、与える
【女性性のキーワード】
優しさ、思いやり、柔軟、共感力、感受性、繊細、感情豊か、包容力、直感、親密、芸術的、サポート、見守る、ゆだねる、受け取る
そしてこの2つは、男女関係なく、すべての人が両方持っています。
ただし人によって配分は違っていて、一般的には男性の方が男性性多め、女性の方が女性性多めです。
男性性は執事、女性性はお姫様
なぜ男性性が執事で、女性性がお姫様かというと、
「~を食べたい!」「アレが好き」「嫌い、やりたくない」「あそこへ行きたい!」という願いを出すのが女性性の役割で、
現実をきりひらき、その願いをかなえるのが男性性だから。
女性性ってなんとなく「かいがいしくお世話する」っていうイメージがあったにゃ。
気配り上手な人を「女子力高い」って言ったりするもんね~。
でも女性性って感じる・感謝して受け取る・頼るっていう役割をもってるの。だから昭和風の「良妻賢母」って、実は男性性強め女子なんだよね💦
良妻賢母が男…w
心の中にいる男性性・女性性はこんなやりとりをしています。
スタバで、期間限定メロンフラペチーノが発売されたんですって。飲んでみたいわ💕
さすがはお姫様、お目が高い。今の時期は冷たい飲み物がぴったりですね。今すぐご用意いたします✨
執事、いつも願いをかなえてくれてありがとう。頼りにしてるわ💕
お姫様こそ、いつもながらすばらしいひらめき。尊敬しております✨
男性性・女性性のパートナーシップが良好なときは、互いの間に「信頼」という絆が生まれています。
でもパートナーシップがうまくいってないと、どうなるか。
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家計を預かる主婦の分際で何を言ってるんです、お姫様。思いつきでスタバなんてわがままですよ。ガマンなさい、ガマン。
もういいよ…。どうせ私なんて…。
女性性がせっかく願いを出しているのに、男性性が「こっちの方が得でしょ」「いい大人なんだからあきらめなよ」「やるべきことをやれ」「ガマンしろ」
といちいちダメ出しをし、大事に扱わないと、だんだん女性性は素直な思いを外に出さなくなります。
こうして、いちいち否定してくる、話をきいてくれないモラハラ気質な男性性。
拗ねてばかり、陰気な顔でガマンばっかりの女性性が誕生します。
…で、その状態がそのまま実物のパートナーにも投影される…と。
切なすぎるにゃ…。
執事の言葉はすごくイジワルに思えます。
でも実際のところ、自分に対して、無意識にああいう言葉をかけちゃってませんか?
(私はありました…(-_-;))
まずは自分(男性性)が、自分(女性性)を大事にする
自分の中にあるものが、そのまま外の世界に映し出されるというのがこの世のルールです。
だから現実のパートナーシップを良くしようと思うなら、まずは自分の中のパートナーシップを充実させること。
これが一番早いです。
「そうはいっても、ぜんぶの願いを叶えてたら生活が成り立たないよ💦」
と思うかもしれません。
そんなときは、共感だけでもOK。
今日は疲れて、ご飯のしたくをする気になれないの!
家事って本当に体力を使いますもんね。そりゃそんな日もありますよ。
家族がお腹をすかせるのもつらいから、今だけがんばりましょうか。お疲れのようだから、ゆっくりお風呂に使って、ゆっくり休みましょう✨
「あれが食べたい」 → 「そうだね、じゃあ用意しようか」
「アレが好きなの」 → 「うんいいね、さすがセンスあるね✨」
「苦手だから、やりたくないの」 → 「わかるよ、できるだけ減らそうか」
「あそこへ行きたい」 → 「じゃあ予定を組もうか」
というふうに、受け止めて、共感して、できる範囲で叶えてあげます。
自分の感情を、ていねいに扱う
ということですね。
最初は気恥ずかしく感じるかもしれませんが、だんだん当たり前にできるようになってきますよ。
ベストパートナーは自分の中にいる
自分にとってのベストパートナーは「自分」です。
なぜなら、どんな言葉をかけてほしいか、どんな風に扱ってほしいかは自分が一番よくわかっているからです。
自分の中の執事にはスマートでカッコよくいてもらい、お姫様には自由で正直にいてもらいましょう。
そうすることで、不思議とパートナーの魅力も引き出されていきます。
今特定のパートナーがいない場合も、
自分の思いにまっすぐで、行動力もあって、相手への思いやりも忘れない。
そんなステキなパートナーにめぐりあうことができるはずです。
私もこのことに気づいてから、自分を丁寧に扱うことを大切にしてきました。
そうしたら、夫が以前よりも話をきいてくれるようになり、困ったときはすぐに助けてくれるようになりました。すごく頼もしいです✨
「私を大事にしてよ!」とすねても、ほとんど効果がなかったのに…。
もし彼氏や夫に大事にされないと感じてつらいときは、どうかこの法則を実践してみてくださいね。
それでは本日はここまで。最後までお読みいただき、ありがとうございました(*^^*)