こんにちは。ひいろです。

前回の記事で、48歳で15年ぶりにうつ病が再発したことを書きました。

今回は、その経験から私が強く感じたことを書いておこうと思います。

それは、

ひいろ

「あれ? 私、ちょっとマズいかも……」と思ったら、とにかく早く動いたほうがいい!

ということです。

私は今回、ちょっと受診のタイミングが遅れました。

そして、その結果。

……けっこう大変なことになりました💦💦

「病院に行くほどじゃない」と思っていた

今回のうつの始まりは、いきなり「私はうつ病です!」という感じではありませんでした。

激務じゃなかったし(むしろ長男が独立してヒマになりました)。

ホルモンバランスの乱れもあって膀胱炎をくり返すので、婦人科に何度も通って…。

でも思うような答えをもらえなくてイライラして…。

だんだん眠れなくなり、だるくなり…。

でもそんな私を、そばで見ていた夫は

「……大げさじゃない?」と苦笑いして見ていました。

ひいろ

ガーン!!Σ( ̄□ ̄|||)

夫からすると、心配してくれていたんだと思います。

でも正直、

「それができるなら、とっくにやっとるわい!!」

と毒づかずにはいられませんでした。笑。

だって、考えすぎたくて考えすぎているわけじゃないんです。

何かに没頭したくないわけでもない。

なのに頭の中では、勝手にいろいろ不安が回ってしまうんです。

でもこれが、うつの症状だったんですよね。

家ネコ

それ、うつのときに起こる「※反芻思考」だね…💦

嫌な出来事や不安をぐるぐると繰り返し考え続けてしまう思考のこと

ひいろ

反芻思考はふだんでも起きるし、病との線引きがムズカシイ…(T_T)

日頃明るい人なら周りが「あれ?」って思うかもしれませんが、

私はネガティブ傾向(生理前に激しく落ち込むタイプ)なので、

いつもよりひどいな~くらいにしか感じませんでした。

ひいろ

エンドレス生理前、みたいな。

産後うつを経験していても、うつは理解されにくい

わが家では、私が33歳のときにも産後うつを経験しています。

つまり夫は、妻がうつになるの、今回が初めてじゃないんです。

それでも、

「考えすぎなんじゃない?」

「気分転換したら?」

という反応になります。

それくらい、うつって外からは分かりにくい病気なんだと思います。

家ネコ

熱が40度あれば「そりゃ寝てなさい」ってなるよね。

骨折してギプスをしていたら「気合で歩いて!」とは言わないのに。

ひいろ

でもうつになると、「気持ちの問題じゃない?」「前向きに考えたら?」って言われやすい。

もちろん、気分転換や考え方を変えることが役立つときもあります。

でも、病気が進んでいるときに、考え方だけでどうにかしようとするのは難しいです。

私は今回、身をもって経験しました。

うつは「心の問題」だけじゃない

私は今回、うつについていろいろ調べました。

ひいろ

15年前は、スマホも持ってなかったですからね…。

そして強く感じたのが、

「うつって、心だけの病気じゃないんだな」

ということ。

うつ病では気分だけじゃなく、意欲、睡眠、食欲、集中力、身体のだるさなど、いろんな機能に変化が起こります。

家ネコ

厚生労働省の「こころの耳」でも、うつ病は日常生活への支障の程度などによって軽症・中等症・重症に分けられているよ。

一般的にうつ病って、「悲しくて泣いている人」みたいなイメージありますよね?

でも、実際になってみると全然違いました。

脳がバグって、うまく働かなくなっている。

そんな感覚だったんです。

ひいろ

某心療内科の先生がYouTubeで、

「脳という臓器が悪くなっている」

という趣旨のお話をされていて、「そうそう! それ!」って思いました。

たとえば心臓という臓器が悪くなったときに、

「心臓さん、気合で頑張ろう!」

って思わないじゃないですか。

なのにそれが脳だと、

「気持ちを強く持って!」

「考え方を変えて!」

って言われてしまう。

ここが、うつ病が理解されにくい理由のひとつなのかも。

家ネコ

うつ=脳の病気、っていう考えが浸透するといいね。

考え方を変えれば治るの?

もちろん、考え方も無関係じゃないと思います。

私個人の意見ですが、

「体質・環境・考え方」

の3本柱が関係しているんじゃないかな、という気がしています。

もともとの脳の繊細さ。

長期間のストレス。

そして、物事をどう受け止めるか。

そういうものが重なって、少しずつバランスが崩れていく。

「考え方だけ変えれば大丈夫!」

という話ではないんですよね。

もちろん考え方を変えることも回復の助けになるとは思いますが。

でも、それだけでは止められないところまで進んでしまうことがあります。

ひいろ

私みたいな人は、脳という臓器が繊細…って考えるといいのかな。

家ネコ

車に酔いやすい人、酔いにくい人、と似たようなものかもね。

ひいろ

車酔い、気合でどうにもならないもんなあ…笑

だからこそ、

「あれ? 私、ちょっとおかしいかも」

と思った段階で、早めに専門家に相談することが大切なんだと思います。

(相談した結果「漢方だけで」という選択ができるかもしれないし)

私は軽い状態から、一気に動けなくなった

私の場合、今回かなり驚いたのがココでした。

感覚としては、

軽い不調が半年くらい続いたあと、最後の2週間ほどで一気に悪化した

という感じでしょうか。

そして処方された抗うつ薬を飲み始めた翌日から、さらに具合が悪くなりました。(限界突破?)

ひいろ

これは私自身の経過なので、薬を飲めば誰でもそうなるという話じゃないですよ!!

参考までにお伝えすると、私の場合こんな症状が出ました。

インフルエンザで40度くらい熱が出たときのような倦怠感

特に後頭部がぼーっと重だるい

テレビやYouTubeを見ても内容が頭に入らない

メールの文章が外国語のように見える

頭がぼんやりしてちょっとした決断もできない

家ネコ

「落ち込んでます」っていうレベルじゃないね💦

体感としては、「軽度から中等度に進んだのかな」という感じでした。

(実際の重症度は医師でなければ判断できないようですが)

家ネコ

厚生労働省の資料でも、中等症では仕事や家庭生活などを続けることがかなり難しくなるとされているよ。

うつの世界=ドラゴンボールの「重力室」

このとき私はぼんやりと、

「あ~あれだ。

ドラゴンボールの重力室だ」って思いました。

アラフィフ世代の方ならご存じかもしれません。

主人公の悟空たちがトレーニングのために使っていた、重力が何倍にもなる部屋のことです。

普通に立っているだけなのに、「う……重い……」となる感覚。

何をしても重くて、

地球の重力、急に10倍になったんか?

って思ってました。笑。

産後うつのときには、ここまで急激な変化はありませんでした。

だから私自身も、

「え?うつってこんななの?」

とびっくりしたんです。

娘には笑っていたけれど、内心はパニック

母が急に重力室に入っていたら、そりゃあ娘は心配しますよね💦

私は必死で、

「更年期でね~。ちょっと頭がぼんやりしちゃってるみたいなんだよね~💦」

と笑っていました。

でも内心では、超パニックです。

「ずっとこのままなの?」「もっとひどくなったらどうしよう」「ちゃんと元に戻るの?」

そしてこの状態を見て、夫もさすがに、

「気合で頑張ろう!」

とは言わなくなりました(^_^;)

でも、ちゃんと抜けました

ここは、今回の記事で一番伝えたいところです。

私は一番ひどい状態を、3日ほどで抜けました。

もちろん、その後もすぐ完全復活したわけじゃありません。

でも、あの「何も頭に入らない」「身体が動かない」という状態からは、少しずつ抜けていきました。

そうしているうちに、少しずつ回復していきました。

もし私と似た境遇の方がいたら、

今の状態が永遠に続くわけではありません!

とお伝えしたいです。

もちろん、うつ病の経過は人によって違います。

重症になるほど治療に時間がかかることもありますし、回復のスピードも人それぞれです。

でも私自身は、あれほどひどい状態からちゃんと抜け出しました。

だから「このままずっと続くんじゃないか」と思っている方にも、少しだけ安心してほしいです。

ひいろ

そもそもこの文章が理解できるなら、大丈夫ですね(^_^;)

「あれ? 私、変かも」と思ったら動いてね

私たち世代は仕事、家のこと、子どものこと、親のことなどが大変で、

自分のことは最後に回しがち。

でも体調は、急に悪くなってしまうこともあります。

軽症の段階では、日常生活をなんとか続けられるけれど、

症状が強くなると日常生活そのものが難しくなるし、

家庭を切り盛りしている人がダウンすると、家のことも一気に回らなくなります。

ひいろ

ご飯は?買い物は?掃除は?

子どもの学校行事は~~~!?

早めに対処することで、症状がさらに悪化するのを防げる可能性があります。

だからこそ「まだ大丈夫」と我慢しすぎないでほしいんです。

どうか早めに、動いてくださいね。

次回は、病気になりはじめた時期(急性期)をどう乗り切ったか、についてお話しようと思います。

長い文章にお付き合いくださり、ありがとうございました(*^^*)

ABOUT ME
ひいろ
ぼっち生活をこよなく愛する、へなちょこ40代後半HSP主婦。WEBライター・ブログなどをコツコツとやりながら、長年の夢だった、ひとり時間を満喫する暮らしを楽しんでいます。