「人生を良くしようとがんばっているのに、なかなか結果が出ない」
「最近調子が良かったのに、またガクッと落ちてしまった。このまま一生変われないかも…」
そんな先の見えない不安を抱えていませんか?
かつての私もそうでした。
でも停滞期を抜けた今だからこそ、ハッキリ言えます。
ぐるぐると同じところをさまよっているように見えたとしても、
人生は着実に良い方向に向かっています。
人生は後戻りしない、常に前進している
私は10年間うつによる不調で、少し体調が良くなってはまた後戻り、を繰り返していました。
そのときの感覚は「一歩前進したらまた後ろに引き戻されるような感じ」。
無意味な1日を繰り返しているだけのような気がして、本当につらかったです💦
でも今なら言えます。
実際には引き戻されていたわけではなく、ちゃんと前に進んでいたんです。
好・不調の波がこんな感じで訪れていたとします。上がるたびにまた落ちて、しんどいですよね。(いずれは上がる!と期待してグラフは一応上向きに…笑)
…でも、この図を横にひっくり返してみましょう。
手前が現在地で、奥側がゴール。目指す地点です。
こうやって見てみると、
ちょっとジグザグに歩いているだけで、実はちゃんと目的地に向かって前進している
ことが分かります。
「後戻り」「また落ちた」と感じてしまうと気が滅入るけど、
「今後良くなっていくために、通らなければいけないルートなんだ!」と考えると、ちょっと気持ちが楽になるかもしれません(*^^*)
まっすぐ進めたら嬉しいけど、誰しも気分・体調の波があるからジグザグになって当たり前。いずれ目的地にたどり着くから大丈夫だし、ジグザグした経験が後になって生きてくることも多いです。
このことは病気に限らず「最近ツイてない」「伸び悩んでいる」といった場合にも当てはまります。
一見停滞しているように見えても、実はちゃんと前に進んでおり、その人にとってのベストなタイミングで状況は好転していきます。
×停滞している、後戻りしている
○ちゃんと進んでおり、いずれ好転していく
と考えるようにしてくださいね。
「自分の人生は良くなる」と決めてしまうことがポイント!
でも「できれば早めに好転させたいな…」と思いますよね?
早く変わるためには「自分の人生はどうせ良くなる」と決めて、そこから揺らがないことが大切だと思います。
(もちろん揺らいでもOK、でもできるだけ早く元に戻る!)
1日の中で「どうせまた悪いことが起きるんだろうな」「私ってなんてダメなんだろう…」とか、「環境がもっと~だったらよかったのに」「○○のせいでうまくいかない」と考える時間が多くなっていませんか?
以前の私が、まさにそれをやっていたんです…(-_-;)
むしろ「かわいそうな私」という陶酔感さえあって、無意識に自分をかわいそうな立場に置くことも…
(しんどいのに無理してがんばるとか、相手がこちらの不満に気づいてくれるのをひたすら待つとか…)
自分ではその現象を 悲劇のヒロイン症候群 と呼んでいましたw 頭では分かっているのにクセになっていて、ついやっちゃうんですよね💦
こういった気持ちが日常的に強いと、好転するタイミングは遅れてしまうかもしれません。
(流れに身をまかせれば自然と良くなるのに、あえて逆走しているようなものですから…)
以前私は、別のブログ内で「自分の人生は良くなる!」と決意したことがあります。
(参考:幸せになる!と決意すると何が変わるか。)
実はそれが、自分でも驚くほど効果的でした。
決意した日から3年。
今でも落ち込む日はあるものの、悪い出来事を引きずることはほとんどありません。
悪いこと・嫌な人と出会うと最初は落ち込みますが「何がいけなかった?」「次はどうする?」を考えたあとは、ポイっとその出来事を捨てられるように。(むしろ「成長のための教材になってくれてありがとう」的な…)
また自分を必要以上に責めることも、なくなりました。
たまに自分責めをすると、動けないぐらいガックリきて驚きます。自分責めって想像以上にエネルギーを消耗しているんですね💦
その結果、幸せを感じる時間が飛躍的に増えました。
そしてこの幸せは、これからさらに増えていくんだ…と確信できるまでになっています。
自信がなかろうが、根拠がなかろうが、とにかく「私は幸せ」と決めてしまうこと。
「自分の人生はこうなんだ」と言い切る強い気持ちが、上昇を早めるポイントになると思います。
古い価値観を壊していくことも大事
「私は幸せになる」と決めたあとも、すぐには状況は変わりません。
長年つちかってきた「自分の人生はどうせ変わらない」という、考え方のクセが根強く残っているからです。
もし不幸を招く思考グセがムクムクと湧いてきたときは、それを何回も打ち消し続けることも大事です。
信念を変えていくには「生きてきた時間の半分くらい時間がかかる」なんて言いますよね。
「人生の半分」は言い過ぎかもしれませんが、変化を感じるまでにはやはり月・年単位の時間が必要だと感じました。
マザー・テレサの残した格言に、
思考に気をつけなさい、それは、いつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それは、いつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それは、いつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それは、いつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それは、いつか運命になるから。
があります。運命を変えるには思考や習慣を変えていく必要があり、そしてそれらを変えていくには、日々の積み重ねが大切です。
でも「良い方向に変わりたい!」と思ったその瞬間から、着実に変化は始まります。
「ひとり」の時間が幸せをつくる
このブログのキャッチコピーは❝「ひとり」をもっと楽しく❞にしています。それは、
幸せを追究していくには、「ひとり」の時間を確保することも大事だから。
「孤独に生きよう」という意味ではありません。
落ち込んだときに誰かになぐさめてもらえば気持ちはスッとしますが、残念ながら一時的な解決にしかならないんですよね。
人生を本当に良くしたいと思うなら、「自分を知ること」が大前提です。
- 自分はどんな人か
- 何を大事にしているか
- なぜそれを大事だと思うのか
- 自分は今どんな気持ちか
- なぜそう感じたのか、何がそうさせたのか
自分がどういう人間か分かっていなければ、自分にとってのゴール(=幸せ)がどこにあるのかも分かりません。
そして目指すゴールを知っているのは、あなただけ。
できるだけひとりの時間を確保して、「なぜ?」「なぜ?」とたくさん自問自答しましょう。
この時間が、あなたを豊かにしていきます。
「人生は良くなる」と決意し続けること
「自分を知りつくすこと」
とっても地味なんですが、この2つをコツコツと続けていくことが、結局は一番の近道なんじゃないかと思っています。
あなたの人生が軽やかになっていく、ヒントになれば幸いです(*^^*)