あなたは日々、こんなことで悩んでいませんか?
- せっかくがんばろうと決めても、すぐに嫌になって投げ出してしまう
- 本当はやりたくないと思っていて、つい愚痴だらけに
- 淡々と努力して、成功できる人がうらやましい
この記事は、そんな人に向けて書きました。
よかったら参考にしてください🎵
「がんばらなきゃ」と思っているとがんばれない!?
私たちは、学校教育で何度も教えられますよね。
がんばれって。
がんばる。努力する。ガマンする。積み上げる。
そうして同じ行動をコツコツ続けていけば、いつかは成功できるよって。
最近の人は知らないかもしれないけど、昔の小学校には「二宮金次郎」の銅像がありました。❝たきぎを拾いながら、ちょっとの間を見つけて読書している❞の図…。努力ってあーゆうイメージかも。
実際成功をおさめている人って、常人にはまねできないような努力を続けている人ばかり。
…でも実は、まわりから見るとがんばっているように見えている人って、がんばっているわけじゃないんです。
「やらずにはいられなくて、やっている」が正解です。
二宮金次郎さんも読書が好きすぎて、ちょっとの合間を見つけてでも読みたかったんだよねきっと。私も本大好きだから、なんとなくわかる…。
人は、ワクワクする・安心する・心がときめくことだったら延々とできるのです。
あなたの周りにいる、努力している(ように見える)人に一度きいてみてください。
「いつもがんばっていて、えらいね」って。
その人は、キョトンとして「う~ん。そんなにがんばっているつもりはないんだけど…」って返事するんじゃないかなって思います。
つまりあなたから見ると苦痛で、耐えがたきを耐えているように見えても、本人はそうでもないんです。
もしコツコツがんばろうと思うなら、「がんばらない」が正解です。
そうは言っても、やる以上はがんばらなきゃいけないにゃ!
がんばれないと感じる場合、悪いのはあなたではなくて「今やろうとしていること」の方かもしれません。
それって本当に「やりたいこと」?
今回のお話の、キーとなる本を紹介します。
著者のドクター・ジョン・F・ディマティーニ氏は、人間行動学の権威で、
世界的なベストセラー『ザ・シークレット』の中では、人生の達人(マスター)の1人として紹介されている方です。
この書著の中で、ディマティーニ氏はこう語っています。
人は、自分の❝最高の価値観❞に基づいて行動している
え?どういうこと?
どんな人でも、「自分が最高の価値を置いているもの」にはちゃんと時間を割いているし、やらずにはいられないってことだよ。
「やりたい」と思っているのに、なぜできないのか。
それは目の前のやりたいことが、本当はやりたいことではなく、
「やるべきこと」という他人の価値観にもとづいた行動だからかもしれません。
- 社会的に高い地位につきたい
- 好きなことで稼ぎたい
- 一生をともにするパートナーと出会いたい
- 資格を取りたい、試験に合格したい
- 家族のために尽くしたい
- 気の合う仲間を作りたい
- やせてキレイになりたい
願いごとはたくさんあります。
でもその願いごと、実は「素敵な人だと思われたい」「人と衝突したくない」といった他者基準だったりしませんか?
やりたいはずなのに、どうしても気が進まない。
「~すべき」という思いで動いている気がする。
そんなときは、本当にやりたいことが別にあるのかもしれません。
実は私も長年「自分の好きなことで稼ぎたい!」とか「人助けをしたい!」と言い続けてきたのですが…。
深掘りしてみたら、実は「自分らしく生きたい」が価値のトップでした💦
人の役に立たなければいけない
好きなこと=稼げるもの(世間に認められるもの)でなくてはいけない
という思い込みに支配されていたんだと思います。
どんな人でも、自分が価値を置いているものには時間を割いています。
自分の生活の中で、何によく時間を使っているか?を振り返ってみれば、ヒントがつかめるかもしれません。
(ちなみに私は「妄想の時間にひたる」も結構上位でした。一見バカバカしく感じられたとしても、自分にとっては意味があるってことですね)
そうやって自分が本当に大切にしたいものが見つかったら、
今の生活を、どうやって❝最高の価値観❞に近づけていくか
が大切です。
そのためにはガマンも、気の進まない努力もいりません。(むしろ時間のムダ!)
一番早く、到達できる方法を考えましょう。
最高の価値観を実現していくためには、(自分にとって)価値の低いものをやる時間を減らさなきゃいけないにゃ。
よし!食にあまり関心がないから、料理はやらない方向でいこう!笑
それでもやらなきゃいけない。そんなときはどうしたら?
自分にとってベストな価値観を見つけ出したけれど、
それはそれ。これはこれ。
目下やらないといけないことはある。そんなときも多いですよね。
料理はしない方向でいきたいけど、急にやめたら家族が困るしね…。とりあえずはやらなきゃなあ…。
ディマティーニの著書によれば、こんなときは以下のように考えるといいんだとか。
今やっていることが、最高の価値観を満たすためにどう役立っているか
どんなに小さなことであっても、この視点で考えてみてください。
そうすれば、自分の人生にムダなものなんて何ひとつない!と思えるはずです。
料理で心を集中させる →瞑想のようなもの →自分の心が整う →「自分らしく生きたい」の価値観につながる!
そう考えたら「やらなきゃいけない」と思っていた頃より断然ラクになりました。
こう考えたら、今やっていることに愚痴を言わずにすみそうだにゃ。
愚痴がこぼれるのは「コレやってて意味あるの?」とか「自分の価値観とは違う!」と感じるからだと思うんです。
意味がある!と思えた瞬間、パワーが湧いてくるんじゃないでしょうか。
ドクター・ディマティーニの本は目からウロコの内容でいっぱいです。
私もこの方の著書に触れてから、大きく考え方が変わりました。
カンタンに読める!というジャンルの本ではありませんが、本気で自分と向き合いたい方にはおすすめです。
セルフチェックしながら読みすすめるので時間がかかりましたが良本です。時間のある人は是非とも購入されることをおすすめします。
引用:Yahoo!ショッピング
この本を読み進めるうえで、見事に紙上コーチングをされた気分になり、あきらかに読んだ瞬間から自分の行動が変わりましたね。
引用:amazon
自分の価値観が定まってない人、価値観をどう生かして行くのかわからない人にオススメです。
引用:読書メーター