「パソコンやスマホから遠隔でお仕事をしたい」
そう思ったときに便利なのが、クラウドワークス!
でも外の仕事とは仕事の受け方、進め方が違うので戸惑う人もいるかもしれません。
今回はクラウドソーシングでWEBライターを5年続けている筆者が、
クラウドワークスの登録のやり方・気をつけることなどを、経験者の目線から詳しく解説していきます。
偉そうに先輩風を吹かしてますが笑、クラウドワークスを始めた当時の私は、まだ抗うつ薬を飲み続けていて、働けるのは1日2時間ほど。小心者すぎて外で仕事を探す勇気もなく、スキルや経験も皆無でした💦
それでも「働いて、自分に自信をつけたい!」という一心でクラウドワークスを始め、今に至ります。
こんな私でも少しずつ経験を積むことにより、今ではライター・校正者として継続的にお仕事をもらえるようになっています。(また執筆経験を生かしてブログの運営も✨)
そんな体験もあって、この記事では私のように
ブランクが長い人・人と関わることに苦手意識のある人(HSP・内向型など)
でも安心して始められるように、各所に「ビビりさんでもうまくいくポイント」を配置しました。
心配点をできるだけなくせるよう工夫したので、
「クラウドワークスに興味があるけど、怖くて一歩が踏み出せない…」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。
- 超ビビりだけど、クラウドワークスを始めてみたい
- 在宅ワークに興味があるが、ブランクが長く心配
- クラウドワークスのプロフィールの書き方が分からない
クラウドワークスとは
クラウドワークスは日本最大級のクラウドソーシングサービス(※)。
インターネットを通じてライティング・データ入力・事務・デザインなどの仕事を受けることができます。
(クラウドワークス内では、仕事を受ける人のことを「クラウドワーカー」と呼びます。⇔発注者はクライアント)
2023年12月時点で、クラウドワークスに登録しているワーカーは約470万人・企業は76万社。
多くの人が利用しているためいろんなジャンルの仕事があり、未経験の人でも応募しやすい仕事が多いという特徴があります。
クラウドソーシング初心者の方は、まずクラウドワークスでお仕事を始めてみることをおすすめします。
(※)クラウドソーシングサービスとは、企業・個人がインターネット経由でフリーランス・個人事業主に仕事を依頼するサービスのこと。お互いに本名や住所を明かさないままやりとりができ、報酬もサイトを通じて授受するので安心して取引ができる。
↓以下をクリックすると、クラウドワークスの公式サイトに移動できます。(登録は無料でできます)
クラウドワークス登録~プロフィール設定までの流れ
ここからはクラウドワークスでワーカーとして会員登録し、プロフィール設定をおこなって仕事を受ける体制を整えるまでの流れを解説します。
クラウドワークスへの会員登録は無料でおこなえます。
①:アカウントを開設する
クラウドワークスの公式ページから「無料で利用を開始する」をクリック後、メールアドレスを入力します。
登録したメールアドレス宛に「新規会員登録を完了してください」というメールが届くので、指定されたURLをクリック。
↓本登録をおこないます(下が本登録用の画面です)。
すべての入力が終わったら、会員登録をおこないます。
これでアカウントが作成できました。
今後、登録したメールアドレス宛にクラウドワークス事務局からおすすめの仕事の紹介メールが送られてきます。わずらわしい場合は「プロフィール編集」の中にある「通知設定」から、メールが届かないよう設定してください。
ちなみに…退会はカンタンにできる?
クラウドワークスは、退会するのも簡単です。
プロフィールの中にある「基本情報編集」内の「退会をご希望する方はこちら」をクリックすればOKです。
退会後は、このアカウントで得た仕事結果・評価の履歴は削除されます。(退会後、再登録も可)
ただし契約した仕事がまだ終わっていない場合・決済手続きが完了していない場合は退会できません。
詳しくは以下のQAをご確認ください。
②:タスクをやってみる
会員登録がすんだら、さっそくお仕事にチャレンジしてみましょう。
え?いきなり?((;゚Д゚) と思うかもしれませんが、クラウドワークスには初心者でもすぐにできる「タスク」というお仕事があります。まずはタスクにチャレンジして、使い方に慣れていきましょう。
ちなみに、クラウドワークスには以下の3種類の仕事があります。
【タスク】
用意された設問に答えるだけでよく、クライアントとのやりとりもナシ。短時間で完了できるためスキマ時間向け。アンケートなど。
【プロジェクト】
クライアントが募集内容を掲載し、ワーカーが興味のある仕事に応募。互いの条件がマッチしたら契約成立となる。ライティングや編集など。「固定報酬制」と「時間単価制」の2種類がある。
【コンペ】
募集内容に合った作品をワーカー側が提案し、採用されれば報酬が受け取れる。ロゴマークやキャッチコピーの作成など。
↓画面上部にある「仕事を探す」をクリックします。
↓左側の仕事カテゴリの中から「事務・カンタン作業」にカーソルを合わせて、「質問・アンケート・テスト」をクリック。
↓この時点ではかなりまだ仕事の種類が多いので(1,000件以上)、左の条件欄の「タスク」にチェックを入れて「絞り込む」をクリック。
できそうな仕事があったら、詳細を確認してみましょう。
↓仕事の概要や、注意点をよく読んでから右上の「作業を開始する」をクリック。
↓アンケートに回答し、最後に画面下にある「作業を完了する」をクリック。
↓ステータスが「承認待ち」に変わったらOKです。あとはクライアントから承認されるのを待ちましょう。
回答は制限時間が決められています。また人気のお仕事だった場合、回答のさなかに募集が締め切られてしまい、せっかくお仕事しても承認されないことも。作業は手短かに行いましょう。
③:プロフィールを設定する
タスクの流れが確認できたら、次はプロジェクトへの応募に向けて、プロフィールを充実させましょう。
画面右上にある「(登録時の名前)さん」をクリックすると、「プロフィール編集」が出てきます。それをクリック。
↓受注者メニューを順番に埋めていきます。
当初のプロフィール充実度は25%くらい。これを80%くらいになるよう埋めていきます。
ここからは採用を目指すにあたり、特に注意した方がいいポイントを順番に解説します。
プロフィール作りの参考にしてくださいね。
ワーカー情報を編集する
この欄に記載した内容は、クライアントが採用を決める際にチェックします。特に丁寧に書くことを心がけましょう。
クライアントは忙しい中採用を行うので、1人1人のプロフィールを丁寧にチェックする余裕はありません💦 だからこそ、できるだけプロフィール前半にアピールしたいこと(実績、できること)を持ってくるのがベスト。
ただ最初のうちは書ける実績もあまり無いですよね。その場合は趣味(○○のジャンルに造詣が深い)や人柄(丁寧なところ)などをアピールして、「この人なら期待通りの成果物を出してくれそう…」と思ってもらえるようにしましょう。
最初は④を多めに、実績が増えてきたらじょじょに④を減らして①②を増やしていくイメージです。以下に例を挙げるので、参考にしてくださいね。
【自己紹介の例】
プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます。
小学生の子供を2人持つWEBライターです。前職では○○に携わっており、××といった実績があります。
〈執筆実績〉
得意ジャンルは○○、○○などです。その他、以下のジャンルの執筆経験があります。(以下書いたことのあるジャンルを列記)
〈可能な業務〉
ライティング、構成案の作成、リライト
〈保有資格〉
○○。その他、現在××について勉強中です。
〈稼働時間〉
1日○時間程度、月~金の5日間業務に携わることが可能です。
作業は日中行い、○時~○時の時間帯であればすぐにお返事可能です。
それ以外の時間帯の場合は、お返事が翌日になる可能性があります。
〈利用可能ツール〉
Word、Excel、Googleドキュメント、スプレッドシード(事情により携帯電話による通話・SkypeやZoomを使った会議などには対応できません)
子どもの頃から文章を読んだり書いたりするのが好きで、現在のお仕事も大変楽しく取り組ませていただいております。これまでお付き合いしたクライアント様からは「○○」「××」と高評価をいただいております。
納期厳守はもちろんのこと、丁寧なコミュニケーションを心がけていく所存です。微力ながらクライアント様のお力になれるよう力を尽くしてまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。
書き方に決まりはありませんが、「クライアントにとってのメリット」「客観的な実績」を前面に出せるとよりGOODです(ただ初心者のうちは実績も少ないので「私が好きだから」「興味があるから」というのでもいいと思います)。
上の例はコピペしてOKなので、自分なりのアレンジを加えてみてくださいね。
ポートフォリオを編集する
ポートフォリオは、もし前職や現職でアピールできるものがあったら書きましょう。
ただし無くても採用されるケースは多いので、「絶対に書かないと!」と気負わなくて大丈夫です。
NDA(機密保持契約)を結ぶか?判断する
NDA(機密保持契約)とは、契約内で知り得た機密情報を他には漏らしません!と約束する契約のこと。この契約を結ぶためには、本人確認が必須となります。
NDAを結ぶと信頼度が高まり、よりハイレベルな仕事を受注しやすくなります。
またクライアントに住所・本名が知られることはなく、伝わるのは「NDAを結んでいるワーカーさん」という情報のみです。
ただしあくまでも「契約」なので、判断は慎重におこなった方がいいでしょう(現時点で決めかねるようであれば、とりあえず保留でもいいと思います)。
クラウドワークスと結ぶNDAとは別に、クライアントからじきじきに「機密情報契約を結んでほしい」とお願いされることもあります(以下の画像参照)。この場合は互いの氏名・住所を開示することになるので、注意してください。
インボイス登録を行うか?判断する
インボイス発行事業者登録番号を持っている場合は、番号を入力しましょう。
クラウドワークス上で適格請求書(インボイス)の発行・保存ができるようになります。
ただしまだインボイスを取得しておらず、とりあえず副業として・扶養範囲内で働きたいと考えている場合は、ひとまず様子見でOKだと思います。
(免税事業者・消費者が仕事相手となる場合、インボイスは必要ないため)
個人事業主として課税事業者の方とバンバン取引していきたい!という目的があるなら、登録しましょう。
基本情報を編集する
クラウドワークスでは、表示用の名前(ニックネーム)で活動することもできます。
(もし表示用の名前が設定されていない場合は、会員登録時に登録したユーザー名がクライアントに公表されます)
最初のユーザー名のまま活動してもOKですが、ひらがな・カタカナなどで読みやすい名前にした方が、採用率はアップしやすいでしょう。(一番信頼度が高いのは、本名だけど…)
また同じくプロフィール画像も設定した方が、クライアントの印象に残りやすく有利です。
顔写真に抵抗があるなら、イラスト・後ろ姿の写真・動物の写真 などを使ってもいいかも?(ちなみに私も、右のイラストを使ってます)
振込先口座登録をおこなう
振込口座は、楽天口座がおすすめ。
報酬の振込手数料が他行=税込み500円に対し、楽天銀行=税込み100円となっているからです。
もし楽天口座を持っていないようであれば、この機に作っておくといいと思います。
(振込の際にはクラウドワークス利用料(約20%)も差し引かれるので、このうえ毎回500円取られたら地味にダメージですよね💦)
クラウドワークスからスカウトが来ることも
クラウドワークスは「働きたい人」と「働いてほしい人」が出会う場所。
会員登録をすると、クライアント側からお誘いが来ることもあります。
はじめまして!
「○○メディア」の××と申します。
この度は記事作成をお手伝いいただけるライター様を募集したくご連絡差し上げました。
ご応募、心よりお待ちいたしております!!
こんな感じのメッセージですね。
返信しなければ…と焦るかもしれませんが、ちょっと待って!
実はクラウドワークスにはクライアント向けに、以下の3つのスカウト機能があるんです。
- 見てみて!
- 相談
- 応募・スカウト
①②は条件にマッチした不特定多数の方に送るメッセージ。興味がなければスルーしてOKです。
それに対し③はあなた個人に向けて送られたメッセージなので、早めに返信した方がいいでしょう。
○○様
スカウトメールを送っていただき、ありがとうございます。
大変魅力的なお話だったのですが、熟考の結果、今回のお話は辞退させていただきたく存じます。
ご期待に沿うことができず大変申し訳ございません。
またご縁がございましたら、その時は何卒よろしくお願いいたします。
もし辞退する場合でも、次回につなげるメッセージを返しましょう。
ビビりさんは亀の歩みでOK。自分にできる範囲で少しずつ前進しよう
ビビりさんがクラウドワークスをやっていくにあたって、大事にすべきことがあります。
それは「昨日よりちょっとだけ前に行く」レベルの前進でいいので、ひたすら「続ける」こと。
私も5年前、クラウドワークスを始めるにあたりいろんな記事を参考にしましたが、
「とにかくたくさん応募しよう!」「どんどんやってみよう!」という内容が多く、
でも恐怖心が強くてなかなかアドバイス通りに行動できませんでした。
でもやったことがない領域に飛び込むのが怖いのは当たり前。
ブランクが長い・繊細なタイプ ならなおさらです。
恐怖心が強いのに無理をしすぎると、途中で嫌になってしまって辞めてしまうかもしれません。それだともったいない!
亀の歩みでも、継続し続ければ必ず実績・信頼はついてきます。
これなら自分でもできるかも、と思う範囲でいいので、ちょっとずつチャレンジしていってくださいね。
同じビビり仲間として、応援しています!(*^^)v
↓以下をクリックすると、クラウドワークス公式サイトに移動できます。(登録は無料でできます)
↓また、こちらの記事で「プロジェクトの応募方法」についても解説しています。よかったら参考にしてください♪