もくじ
「親はがんばらなくていい」と気づいたきっかけ
最近、あることに気づいて、すごく心がラクになったんです。
それは「親って、子どもにとって“本当に欲しいものをくれない人”として設定されているのかもしれない」ってこと。
私は四柱推命という東洋の占いが好きで、「命式(めいしき)」というその人の人生の設計図のようなものをよく見ます。
命式によると、人は生まれる前に「こんな人生を体験して、こんなことに気づきたい」というテーマを自分で決めて生まれてくるみたいなんです。
この考え方、スピリチュアルっぽいと思われるかもしれないけど、私自身は人生を50年近く生きてきて、いろんな人の人生を見てきて、もう「そうとしか思えない!」って感じてるんですよね。
「欲しいものをくれない人」として親が設定されている?
人生って、「無い」と感じるところから旅が始まると思うんです。
愛が足りない
お金が足りない
安心感がない
自己肯定感が持てない…
人は「足りない」と思うからこそ、それを探しに行こうとするし、努力する。
逆に、最初から全部あったら、ありがたみにも気づけないし、人生が動き出さない。
で、その「無い」の原因のように見えるのが、たいてい親なんですよね。
でもそれって、つまり、親がその「無い」を与えるために(=与えないという形で)設定されているとも言えるのかも…。
どんなに努力しても「もらえなかった」と思われること

これは親としては、正直ちょっと切ない話です。
どれだけ努力しても、
「お金がなかったから苦労した」と言われるかもしれないし、「物質面では満たされたけど愛された実感がなかった」と思われるかもしれない。
実際は与えていたとしても、本人の設計図によって「もらえなかったことにしたい」ケースもあると思うんですw
「本当はあったけど、それを無いことにして旅をしたい」って、魂レベルではあり得る話(T_T)
だから子どもから「こうしてほしかった」とか「足りなかった」と言われても、親としてはあまり落ち込まなくていいんだと思います。
だから親は、いい親になろうとしなくていい
私たち親は、親としての使命を果たすというより、自分の人生の目的を果たすために子どもを持ったんじゃないでしょうか。
「家族のぬくもりを感じたい」
「にぎやかな生活を送りたい」
「自分がしてもらえなかったことを誰かにしてあげたい」
「成長させてくれる存在に出会いたい」
そんな自分のテーマがあって、子どもを持つことを選んだ。
だから、「いい親にならなきゃ!」って肩に力を入れるより、まずは自分の目的を大事にしていい。
もちろん、子どものためにできることがあればすればいいけど、
「報われたい」とか「いい親って思われたい」と思ってしまうと、結果的に苦しくなっちゃうから。
結局、子どもは親の期待を裏切ってからが本当の人生なんです笑
まとめ。親は自分の人生の目的を果たすだけでいい

親って、衣食住を与えて、心理的な安心も与えて、ほんとすごい役割ですよね。
自分1人の人生だって大変なのに、もう1人分背負ってるようなもの。
重たすぎて、常にひざがガクガクしてます笑
それでも「欲しかったものはこれじゃなかった」と言われる可能性が高い。
でもそれは、あなたがダメな親だったからじゃありません。
その理不尽さを受け止める覚悟が、あなたの魂にあったからこそ、親という役割を選んだんだと思います。
だから、もうそれだけで十分なんです。
がんばらなくていい。
「いい親」じゃなくていい。
ただあなたらしく生きていけば、それがちゃんと伝わっていくはずです。