目の前で起きることに、いちいち動揺してしまう…繊細な人あるあるだと思います。
かくいう私も、ちっちゃなことですぐに気持ちが上がったり下がったり。
おかげで疲れやすいです💦
でもそれだと、何かをコツコツ続けていくことが難しかったり、なりゆきまかせの行動になってしまったりするんですよね。
そこで今回は、
しなやかで、どんなときでも冷静沈着な自分になるには?
というテーマについて考えてみました。
ポジティブとネガティブは、同時に存在している
こちらの本に、すごくいいヒントをみつけました。
著者のドクター・ジョン・F・ディマティーニ氏は、人間行動学の権威で、
世界的なベストセラー『ザ・シークレット』の中では、人生の達人(マスター)の1人として紹介されている方です。
本書の中で、博士はこう語っています。
人生のどんな場面においても、持ち上げられることなしに落とされることはなく、落とされることなしに持ち上げられることもありません。
ポジティブとネガティブ、良いと悪い、支援と試練、平和と争いーすべては2つひと組でやってきます。
2つは同時に存在し、完璧なバランスを保っています。(中略)
これまでひとつの面しか見てこなかったとしたら、あなたは幻想の中に生きているということです。(中略)
私たちが心の底からそれを理解することで、困難に直面して憤慨したり、チャンスに恵まれて舞い上がることが減っていきます。身のまわりで何が起ころうと、安定した精神状態は崩れることがありません。
引用:ドクター・ジョン・F・ディマティーニ「正負の法則」 より
渦中にいるときにはつい忘れそうになるけれど、思い返してみれば、
どん底であればあるほど、その後大きく成長できたし、
逆に順風満帆なときってつい周りを見下してしまったり、今度はその立場を失うのが怖くなったり…。
失うものもたくさんあったように思います。
大きな視点で見てみれば、どちらがいい・悪いということはないんですね。
人生は「視点を変えるゲーム」
ディマティーニ氏は、
目の前の出来事に対する意味づけを変えること
の大切さを語っています。
それは彼の言葉を借りるなら「視点を変えるゲーム」。
私達は何かつらいことがあったときに盛大に落ち込んで、そこから脱出しようともがくけれど、
一番早くて簡単なのは、
ポジティブとネガティブはセット
という大前提を思い出して、
もし何か悪いことが起きたら、その中での「良いこと」を考える。
もし良いことが起きた場合も、その中での「悪いこと」を考える。
というクセづけをすることだと思います。
これなら頭の中でできるし、誰かを変える必要もありません。
そして少しずつ、揺るがない心が身についてくるはずです。
「冒険」よりも「安定感」を求める方に。
…でもこの話、合わない人には合わないんじゃないかと思っています。
昔友人に「良いことが起きたときも悪いことを」と話すと、
「え~。それって味気ない人生になっちゃってイヤだな」って言われたことがあります。
その気持ちもわかるにゃ💦
うれしいことに盛大に喜び、悲しいことにどん底まで沈む。
そんな映画の主人公のような人生を送るのも、人間としてのだいご味なわけで。
そういうドラマチックな生き方を否定するつもりは全然ありません。
…ただ。
自分にはどうもしっくりこない。
波乱万丈な人生は、もうやり尽くしたと感じる。
私は静かで淡くて、でも長く続く幸せがほしい…。
そういう「省エネ思考」な方がもしいたら、
このバランスを取る、という方法が向いているかもしれません。
真ん中を目指す、っていうイメージを持つといいのかな。
そうだね。中心に戻るとか、両面を受け入れるとか…。
表現は人によって違っていいんだけど、とにかく「かたよらない・バランスをとる」を意識したらいいのかも。
ディマティーニ氏の本、人によって好き嫌いは分かれると思いますが、
人生の真理を知りたい人 には刺さる内容だと思います!
(たくさん著書はありますが、この「正負の法則」が導入本としておすすめじゃないかと)
もし興味が湧いた方がいたら、一度読んでみてくださいね。
この本に出会えて本当によかった。
いろいろな仕組みを知らないまま、人生を送る所でした。本を読んでから、その後の見る世界が変わり、全てに興味を持てる様になりました。引用:amazon
バランスに目を向けたとき、自分の心も身体もバランス(安定)がとれるのだと言う事がわかる。
そういうことをスピリチュアルでなく、理屈で説明してくれている本。
引用:amazon
関わる人への感情、毎日の出来事に心動かされず中心にいられるようにメソッドが書かれたもの。 実際やってみると面白い。
引用:読書メーター