もくじ
「お金が足りない」って、ずっと思ってた
「もっと収入があったらな」「この先どうやって暮らしていこう」って、お金にまつわる不安。
正直、ずっと抱えてきました。
何か新しいことを始めるにしても、「でもお金が…」とブレーキをかけてしまう自分。
たぶん、同じような気持ちを持ってる人って、多いんじゃないかなと思います。
そんなときに、たまたま手に取ったのが、由佐美加子さんの本『お金の不安と恐れから自由になる!』でした。

「宇宙銀行」なんて言葉も出てくるし、最初はちょっと身構えるかもしれないけど、
本質を突いた内容だと思います!
豊かさは「受け取ること」から始まる?
この本では、お金に対する恐怖の根っこをていねいに掘り下げたうえで、
どうすればお金と心地よく付き合っていけるのか、その方法が紹介されていました。
なかでも印象的だったのが「豊かさの循環」に必要な3つのステップ。
①受け取る(受け取っていると気づく)
②与える(分かち合う)
③求める(自分をさらに満たしていく)
この順番がとても大事で、
受け取れていないと与えることはできない(与えようとしても歪みが出る)し、
受け取ると与えるができていないと、求めることもできないんだそう。
…が、私はここでガツンとやられました。
「そもそも私、受け取れていないかも」って。
受け取ってなかったのは、誰でもない私だった

受け取り拒否!
この本を読んだあと、ちょっと自分の生活を振り返ってみたんです。
朝起きて、ぬくもりのある部屋にいて、水道から水が出て、ごはんが食べられて。
当たり前すぎて気にも留めてなかったけど、よくよく考えると全部「与えられている」ものばかりでした。
買ってきた玉ねぎひとつにしても、種をまく人、育てる人、運ぶ人、売る人…たくさんの人が関わってくれていて、ようやく私の手元に来てくれてます。
人の優しさだってそう。
声をかけてくれる人、気遣ってくれる人、相談に乗ってくれる人。
見えるものも見えないものも、私はもうすでに、たくさんのものを受け取っていたんです。
それなのに、うわの空のまま、
食事していたり返事していたりするよね…。
これ、神様が四六時中プレゼントをくれているのに、
「いや、これじゃないんだよな…」と不機嫌になったり、
「こっちのプレゼントが欲しいのに、なんで私にはくれないの?」と逆ギレしたりするのと同じじゃないですか…?
私が神様だったら絶対もうあげません笑
なんて良い人なんだ、神様って…。
そのことに気づいた瞬間、ちょっとクラクラしました。
なんで今まで、これをちゃんと「受け取った」と思えてなかったんだろうって。
「足りない」の正体は、思い込みだったのかも

私はずっと「もっと◯◯があればいいのに」と思っていたけれど、
よくよく考えると、それって
「私にはもらう資格がない」と自分で思い込んで、無意識に受け取り拒否してたのかもしれません。
あるいは「欲しかったのはそれじゃない」と、与えられたものを無かったことにしていたり。
…いやあ、もったいないですよね。今思うと、ほんと。
「私はすでにたくさん受け取っていた」
「それは、生きてるだけで価値がある私に、ちゃんと与えられていたものだった」
そう思えるようになったら、「分け与える」ことへの抵抗も、少しずつ減っていきました。
フォーカスしたものは増えていく?ほんとに?
それからというもの、「受け取る」ことに意識を向けるようになりました。
すると不思議なことに、じわじわと豊かさの巡りがよくなってきたんです。
たとえば、臨時収入が入ったり、欲しかったものを偶然いただいたり、
「そんなつもりじゃなかったけど…ありがたいなぁ」と思うことが明らかに増えてきました。
よく「フォーカスしたものが増える」って言うけど、こういうことか!と実感しています。
与えられていることに目を向けると、またさらに与えられる。
これって、不思議だけど、感謝とか受容とか、そういう心の姿勢が巡りを呼ぶのかもしれません。
お金の不安を感じている人へ、そっと伝えたいこと

お金って、本当に不思議なテーマです。
実生活に直結するぶん、不安にもなりやすいし、情報にも振り回されやすい。
でも実際には、物質的な面よりも、
「どう感じているか」「どう受け取れているか」という心の状態が、大きく影響しているんじゃないかなと思います。
私もまだまだ模索中ですが、
まずは「すでに受け取っているもの」に気づいて、「ありがたいな」と思えることが、豊かさの第一歩なんじゃないかと、今は感じています。
もし、今お金の不安でいっぱいになっていたら。
一度、自分の感情をそっと見つめてみてほしいです。
あなたが本当はどれだけ多くを受け取ってきたか、気づけるかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*^^*)
↓盛りだくさんの内容で、1冊でたくさん気づきをもらえました!
ただしかなりボリュームがあるので、時間をかけてじっくり読む必要があるかも。
よかったら一度手に取ってみてください♪
