もくじ
お金がいつも足りない…その理由とは?
「またお金が出ていった…」
「なんでこんなに働いてるのに、余裕がないの?」
数年前の私は、こんなふうにお金の不安にいつも悩まされていました。
子どもが大きくなるにつれて出費も増え、「このままで大丈夫?」と焦る日々。
夫は「自分は稼ぐだけ。あとは任せた」というスタンスだったので、家計管理の責任は私一人。
誰にも相談できず、いつもモヤモヤしていました。
「稼いでも足りない!」お金の不安が消えない理由

不安を解消するために、私も「副業しよう!」と行動し、収入は少し増えました。
でも、今度は時間が足りなくてイライラ…。
子どもにあたってしまっては自己嫌悪。
頑張っても満たされない。「私、何のために働いてるんだろう」と、むなしさが募りました。
どちらに転んでも、心が安定しない。人生ってムナシイ…。
まさに「お金の不安ループ」に陥っていたんです。
いらないものを「必要」と思わされていた?
ある日、仕事で読んだコピーライティング(広告のキャッチコピー)の本に、こんな一文がありました。
❝いらないものを『必要』と思わせるのが、コピーライティングの極意❞
…ハッとしました。
そう、「生活が厳しい」ってみんな思っているけれど(私も含め)、考えてみれば、
現代は、人々が総出で働いてやっと命をつないでいた昔とは違うんです。
本来は少ない労力で、必要量を作れるはずで…。
どんどん便利になってるはずなのに、なんで忙しさから抜け出せないんだろ?💦
その答えが、そこにありました。
つまりね。
私たちって、本当はいらないものまで「持ってないと不安」と思い込まされてるんじゃないかって思うんです。
(そのせいでお金が足りなくなり、足りないお金を補うためにまた忙しくするっていう…)
本当に必要なものを見極める力

それから私は、「自分にとって本当に必要なものは何か?」を見つめ直すことに。
その第一歩が不用品の処分でした。
ゴールデンウィークに3日かけて、ゴミ袋20個分のモノを処分。
その後も、定期的に片づけを続けていますが、延々と出てくる…。
「なんでこんなにいらないモノを買っていたんだろう?」
と、何度も自分にツッコミました。
お金の不安を煽る「不安ビジネス」の正体
不用品を見直す中で気づいたのが、“不安”が購買のきっかけになっていたこと。
- 「将来が心配
- 「他人と比べて見劣りしそう」
- 「子どもに恥をかかせたくない」
そうした不安に付け込んで、「これを買えば安心できますよ」と売り込む。
それがいわゆる不安ビジネスです。
健康・美容・教育系の商品には、こうした手法が多く使われています。
「これを買うともっと楽しくなれそう✨」ならともかく、一度不安にされてから「これを持つと安心できるよ!」という手法を使われるのって…踊らされてるみたいで悔しいなあ。
「不安」からではなく、「本音」から行動する

子どもの学歴や将来の不安が頭をよぎったとき、私は立ち止まってこう考えることにしました。
- それって本当に“私の願い”?
- 誰かと比べて不安になってるだけじゃない?
- 自分の価値観を押しつけてない?
たとえば…
- 学歴がないと幸せになれない → 本当にそう?
- 子どもに苦労させたくない → 苦労は成長のチャンスかも
視点を変えるだけで、不安がスーッと消えていきました。
必要なお金は、必要なときに入ってくる

不用品を減らし、買うものも厳選するようになった結果、私はあることに気づきました。
必要なお金って、ちゃんと必要なタイミングで入ってくる。
不思議なようですが、これは本当のこと。
「足りない」と思い込んでいたときよりも、気持ちが落ち着いていて、自然と必要なものが手に入るようになったんです。
(大きなものを買わないといけないときも、収入が急に増えたり、誰かからもらえたりします)
コレ、実際に実験してみて気づきました。
もちろん、自分の「本当に必要なもの」がハッキリしていればこそ。
他人の価値観を満たそうとしたり、人からどう見えるかを気にしていたりすると、
必要量がどんどん増えて、やっぱり「ない!」となります。
他人軸ではなく自分軸で生きることが、豊かさの土台になるんじゃないでしょうか。
自分軸で生きるってどういうこと?
う~ん。一言では言いづらいけど「自分の心を丁寧にあつかう」ってことかなあ。
お金の不安から自由になるために
「足りない」と思い込まされていることに気づく
不用品を処分し、本当に必要なものを知る
不安ビジネスに踊らされない
行動の動機を「不安」ではなく「本音」に切り替える
必要な分は入ってくると信じる
この5つを意識してから、私はお金の不安がかなり小さくなりました。
よかったら参考にしてみてくださいね(*^^*)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。