私は、自分の内向型な気質を知り、それにあわせて生きるようになってから、
幸せ度が格段にアップしました。
…それでも、不思議なことに「長生きしたい」という気持ちにはなれません。
むしろ「お迎えは早い方がいいなあ…」なんて思ってしまう💦
もくじ
「早く終わってほしい」と思うのは、エネルギーが足りないせい
「生きるってすばらしい!」「何が何でも生きよう」っていうメッセージにあふれた世の中で、
私の感覚が変なのか?と長年疑問だったのですが、
こちらの先生がアップされている動画に、なんだか救われた気持ちになりました。
内容は、
精神エネルギーの量は人によって違い、
少なく生まれた人は、生きるのがしんどくなりがち…というもの。
この感覚、すごくわかるなあって思いました。
私はかなりエネルギーが低い方だと思います。
他の人なら耐えられるような場面でも、すぐに「ああもうムリ…」「やめたい」って感じてしまいますから。
でも夫や、実家の父親は、逆にエネルギーに満ちあふれたタイプ。
だから、肝心なところで会話がかみあいません。
たとえばこんな感じ。
しんどいこと(いじめられるとか、自分の無能さを突きつけられるとか…)が続くと、「もういいや…」って気持ちが折れちゃわない?
絶対負けたくない。負けたら終わり。負けたくないから戦うんだよ。
しんどいけど、それを乗り越えたときに「成長したなあ~」って嬉しくなるなあ。
そ、そうなんですね…💦
なんかもうね…、「人種違うな」って思いました笑
中国発祥の「算命学」っていう占星術があるんですが、
それで確認してみると、私は圧倒的にエネルギー値が低く、父や夫は高いです。
彼らのような高エネルギーの人(マンガやドラマの主人公みたいな人?)って、
もともとエネルギーをたくさん持っているから、ちょっとやそっとじゃへこたれないし、
「長生きしたい!」「もっと生きたい!」と思いやすいみたいです。
でも少ない人って、ふだんから生命維持ギリギリラインしか持っていないもんだから、
エネルギーをすり減らすことに恐怖心があるし、冒険は避けたいし、
ともすれば「ずっと眠っていたい」「もう終わりたい」と思いやすいです。
…そんな私たちが、お互いを理解し合う日は来るんだろうか?
ムリな気がする…💦
低エネルギーの人が幸せになるには

この世界はエネルギーの高い人向けに作られているなあって思います。
昔は特にそうだったでしょう。(精力的に働かなければ、生き延びられなかったですしね…)
今はだいぶ多様性が認められるようになりましたが、それでもパワフルな人が「善」と思われやすいです。
じゃあエネルギー値が低い人は「悪」であり「弱」なのか。
そんなことはないと思います。
でも低エネルギーさんのロールモデルが無い、というのも事実ですよね。
だったら低エネルギーの人は、どんな生き方をするのがベストなんだろう?
私がおすすめしたいのは、小さな幸せをかみしめる人生 です。
現世の成功とか見栄えを追うのではなく。
小さな幸せってゼンゼン目立たないので、他の人から賞賛されることは少ないでしょう。
でもこの「小さな幸せ」を見つける生き方って、低エネルギーさんの得意技だと思うんです。
だってそういう人って、小さな花が一生懸命咲いているとか、誰かからのちょっとした親切とか、
他の人が見落としてしまうことに心を動かせる、感性の鋭い人が多いはず。
工夫次第で、エネルギーのロスなく、他の人に迷惑をかけることなく、淡々と幸せになれる。
それってすごくステキなことだし、今の時代に合っている気がします。
私は子育て期に、子どもを保育園に預けました(療養のためです)。
当時は他の人と同じようにできない自分を、責めまくっていました。
でもそれでよかったんです。
私のような低エネルギータイプは、体の疲労が希死念慮を増幅させてしまうからです。
今までの経験上、責任が多すぎたり、体が疲れすぎたりすると「消えたい」という気持ちが強くなる気がします。
低エネルギーさんは、他に流されず、マイペースに生きることが課題なんじゃないかな。
逆に高エネルギーさんは、歯を食いしばって未来を切り開くのが使命なのかもね。
ポイントは、
他の人の意見はスルーして、自分の適正量を守る
消えたい気持ちは常にそばにある。それでOKとする
といった感じでしょうか。
この2つを意識すれば、自分を必要以上に責めることなく、日常生活を乗り切れると思います。
高エネルギーの人生に生まれたかった…という気持ちはある?
もちろんあるよ。その方が生きやすいもんね。
でも、低く生まれたおかげで、
「明日人生が終わっても怖くない」っていう、ある種さっぱりした感情も持てるんですよね。
人生最後の日も、狼狽せずに旅立てそうな気がします笑
(いざとなったらジタバタするかもしれないけれど、それはそれで新しい自分を発見できて面白いだろうし)
それに不登校や、ひきこもりの気持ちに「わかるー」って心から共感できるのも長所かな。
これって結構強みじゃない?って思ってます。
何ごとにも良し悪しがあるってこと、忘れないようにしたいですね(*^^*)