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現役在宅ワーカーが考える、在宅ワークのデメリット・問題点とは?

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自由な働き方として近年注目を集めている「在宅ワーク」。

私もその働き方を選んだ1人です。

でもどんな仕事にも長所・短所があるように、在宅ワークにもデメリットはあります。

ここからは 在宅ワークを5年続けてみて分かった、デメリットの部分 に焦点を当ててみます。

ひいろ

デメリットも知ったうえで、在宅ワークを働き方の候補に入れるかどうか考えてみてください。

↓メリットについては、こちらで紹介しています。

在宅ワーカーにはどんなデメリットがある?

在宅ワーカーには、以下のようなデメリットがあります。

  1. 収入が低い
  2. 自分から仕事を取りにいく情熱が必要
  3. 仕事量が安定しない
  4. 仕事内容が分かりにくい

①:収入が低い

日本労働組合連合会が2020年に行った調査によると、ネット受注をするフリーランスの 4割が月収5万円以下 という結果が出たそうです。

(日本労働組合連合会:ネット受注をするフリーランスに関する調査2020より

ただし労働日数の平均が3.7 日/週、1日あたりの労働時間の平均が 4.5 時間なので、フルタイム勤務の人と比べてそもそも労働時間が短いという側面も。

私も現在、この平均と同じくらいの収入・労働時間です。

ひいろ

以前はもっとたくさん働いていたのですが、子ども関連の用事を入れやすくするため・心に余裕を持つため 仕事量はセーブしています。

でも今正社員として働いている方が、同じ金額を在宅ワークで稼ごうとするとちょっと難しいかも。(できないわけじゃありません、実際に稼いでいる人もいます)

副業として・あるいはパート金額分として稼ぐのであれば十分見込みはあると思います。

もし生活費をすべて在宅ワークでまかなおうとするなら、

  • 積極的に営業する
  • プログラミング・デザイン・校正・編集業など、専門的なスキルを磨く

で実績を積み、 受注単価を上げる ことを考えた方が良いでしょう。

②:自分から仕事を取りにいく情熱が必要

インターネット経由で仕事をする場合、「業務委託契約」が多いです。

業務委託契約とは、2つの事業者の間で仕事を任せるという契約を結ぶこと

2者は互いに独立した存在とみなされるため、 その仕事を引き受けるかどうか・働く場所・働く時間などは受ける側が自由に決められます

ひいろ

外で働く場合は「雇用契約」を結ぶことが多いですよね。雇用契約の場合、雇用主の指示にある程度従う必要がありますが、保険や有給休暇といった制度は保証されています。

自由

…ではありますが「契約分の仕事が終わったら、さようなら」という話でもあるわけで…。

継続的に仕事を受注していくためには、営業をしていく必要があります。

営業する方法としては、

  • クラウドソーシングサイトに登録する
  • SNS(ツイッターやインスタなど)で実績をアピールし、仕事の依頼が来るのを待つ
  • 企業ホームページの求人に応募する

などがあります。

ただしクラウドソーシングサイトは、搾取案件としか思えないようなお仕事も多いです…(10時間くらい働いて50円とかね…←コレ、マジです💦)

仕事を受ける・受けないもすべて1人で決めなければならないため、仕事内容が適正かどうかしっかりチェックする必要があります

ひいろ

かくいう私も、仕事を始めた当初は怪しい案件にひっかかった経験アリ。ですから「在宅ワークは安心・安全だよ!」とはハッキリ言えないんですよね…(-_-;)

③:仕事量が安定しない

在宅ワークのお仕事は、 仕事量が安定しにくい です。

仕事がなくなると自動的に契約は終了。

また納品した仕事の質がイマイチ・納期に間に合わなかった という場合、次の依頼は来ません。

雇用契約を結ばない分だけ、 仕事そのものをシビアに評価されてしまいます

顔を合わせずに仕事ができるからといって、適当にすませることはNG。

1つひとつの仕事を丁寧にこなし、もしお客様から指摘があれば真摯に受け止める

そして常にレベルアップを心がける

在宅ワーカー=フリーランス は1人で会社を経営しているようなもの。

継続的にお仕事をいただけるよう、努力し続けなければいけません。

④:仕事内容が分かりにくい

ひいろ

どんな仕事してるの~?

Aさん
Aさん
私は飲食店でアルバイト~。
Bさん
Bさん
私は企業の事務~。
Cさん
Cさん
介護士やってます。
Dさん
Dさん
私はインターネット経由で働くWEBライターです!

さてこの中で、周囲に仕事のイメージが伝わりにくいのはどれでしょう?

答えは…やっぱりDですよね💦

「ネット経由で仕事をするなんて、今時珍しくないじゃん!」と思う人も多いかもしれませんが、

私と同年代の方(40代か、それ以上)には残念ながらまず伝わらないと思った方がいいでしょう。

ひいろ

ママ友と仕事の話になることもありますが、なかなか仕事内容を分かってもらえず…。

最初は周囲に理解してもらおうとがんばっていましたが、今では「自宅で働いていて…ゴニョゴニョ」とお茶を濁してその場を去ることにしています。(説明するのがだんだん面倒に…w)

これなら「企業の在宅勤務?」と思われて終わるだろうし。

私が住んでいるのが田舎だからかもしれませんが…。

「在宅ワーク」という働き方が浸透するまでには、もう少し時間がかかりそうです。

ひいろ

仕事自体を理解してもらえないので、よくある「仕事の愚痴」なんてまず言えません。「仕事の相談や愚痴を周りに言いたい!」という人には、在宅ワークは不向きかも。

まずは副業でちょこっと働いてみるのがおススメ!

特に①の収入面は、デメリットとして大きいかもしれません。

しっかり稼いでいる人もいますが、自分も同じようにできるかはやってみなければ分かりません。

だからもし在宅ワークに興味があるなら、 まず副業から始めてみる ことをおすすめします。

本業は続けたままで、空いた時間(夜や土日など…)に1~2時間だけチャレンジ。

稼げそうであればじょじょに在宅にシフトしていく…という働き方なら、リスクを冒さずにすみますね。

実際こちらの業界は、参入してくる人も多いですが辞めていく人も多いです。

やってみたけど合わなかった、も全然アリだと思います

でも個人的には、今の環境がとっても気に入っているので…。

できればこの働き方をもっと知ってもらいたいし、在宅ワーク人口も増えてほしい。

人口そのものが増えることによって、「在宅ワーカーに仕事をお願いしようかな」と考える企業も増えるかもしれないし。

ひいろ

近くに在宅仲間がいないので、仲間を増やしたい!という野望もあります笑

メリットがたくさんある働き方なので、もし興味が出てきたら「在宅ワーク」「クラウドソーシング」などのキーワードを調べてみてくださいね。

自分にピッタリ合う仕事が見つかるかもしれません。

もう一度言います。働き方は選んでいい!

40年以上生きてきて、つくづく思うのは「体力も気力も価値観も、人によって全然違う」ということ。

ある程度外に出て、交流があった方が輝ける✨

という人。

できるだけ消耗せずに過ごして、細くなが~く生きたい

という人。

短い一生、働き尽くして遊び尽くしたい。何事も全力で!!

という人。

どんな生き方も、その人にとっては正解です。

大切なのは、 自分の本心に沿った生き方をすること

1日の中で仕事に費やす時間はとても長いので、合っていないと本当にツライです。

体を壊したり、できない自分を責めたりすることにもなりかねません。

だからもし「今の働き方は、向いていない気がする…」と思ったら、他の働き方にもどんどん挑戦してみてくださいね。

「これなら長く続けられそう」と思える仕事に、出会えるといいですね。

では本日はここまで。最後まで読んでくださりありがとうございました(*^^*)

ABOUT ME
ひいろ
ひとり時間をこよなく愛する内向型主婦で、高校生と中学生の母。おこもり好きが高じて、現在在宅でWEBライターとして活動中です。(ライター歴5年)