内向型の自分をありのまま受け入れて、強みを活かしていきたい。
そう思っているのに、結局まわりと比べてしまって、
「不足感」にさいなまれる自分を変えることができない。
そんなお悩みを抱えていませんか?
この記事では、そんなときに大切な考え方について書いています。
よかったら参考にしてみてくださいね♪
自分を「整える」時間をつくる
今回は、こちらの本をベースにお話しします。
著者は、内向型の人に向けたカウンセリングやワークショップをおこなっている、井上ゆかりさん。
内向型の書籍は世にたくさん出ていますが、
この本は内向型を強みにしていく方法が順を追って書かれていて、特にわかりやすいと感じました。
まさに教科書だね!
「道しるべとなる本が欲しい」「内向型を活かしていく、具体的なステップを知りたい」という方にピッタリだと思います。
…では本題に入ります。
著書の中で作者は、内向型を活かすには「整える」というステップが必須、と解説しています。
【内向型を活かす手順】
ステップ①自分の性質を知る
ステップ②自分を整える
ステップ③強みを活かす
ところが多くの人は、②をおろそかにしがちなんだとか。
すごくわかる💦
「整えるって地味だし、もっと目に見えて結果が出るようなことをしたい!」って思いがちだよね…。
でもこの一見地味な工程が、すごく大事なんです。なぜなら…
内向型は本来、自分自身と向き合い思考を深める=内省 によって、
他の人にはないアイディアを出せたり、1つのことを掘り下げたりできるから。
強みを活かしていくためにも、②自分を整える が最重要、というわけです。
「整える」工程はすべての人に効果的なんだけど、特に内向型の人にとっては欠かせないステップなんだね!
何をやるかではなく、何をやらないか
自分を整えようと思ったら、「自分だけの時間」を確保することはマストです。
でも実際、朝から晩までやることがいっぱいあるんだよな~💦
そんなときに有効な考え方が、
私は何をやりたくないか
です。
やりたいことって案外思いつかないことも多いですよね。(ひたすらダラダラしたい、とかなら思いつくけど笑)
でもやりたくないことなら、比較的すぐに思い出せるはずです。
私は、
- 料理(1日3食はキツイ💦)
- SNSをチェックする時間
- 人脈を維持する努力
が「正直面倒だなあ…」と感じることでした。
やりたくないことを完全になくすことは難しいですが、減らすことくらいならできると思います。
ためらうことなく、どんどん減らしていきましょう。
1つ減らしたからすぐに何かを増やすんじゃなく、
ある程度まとまった時間が確保できるまで減らし続けるのがコツにゃ!
がんばり屋の人ほどつい足したくなると思うけど、そこはぐっとガマン!
これをくり返していくと、「最近ゆったりした時間が増えてきたかもなあ…」と思える瞬間がやって来ます。
そのときが来たら、整える作業にうつりましょう。
整える時間を作って初めて気づいた「本音」
やりたくないことをなくしたり減らしたりして、自分を癒やす時間にあてていく…。
この作業をくり返すと、精神的に余裕ができ、周囲の人に優しくなれることが多くなってきました。
…そんなときに、はたと気づいたんです。
そういえば私は、社会的な成功よりも「ゆったりした時間」「心の安定」「周囲へのやさしさ」が欲しいなと思っていたって。
ドーパミン的幸せ(何かを達成したときに得られる激しい喜び)よりも、セロトニン的幸せ(安定や安心感)を求めていたってことですね。
手に入ってから「あ、コレ欲しかった」と気づくなんて、なんかバカみたいだけど…。
私の経験からもわかるように、
内向型の人が自分を整えることは、自分の望みと向き合う絶好のチャンスになります。
特に世間は外向型の成功法則にあふれているので、
内向型の人はいつの間にか「一般的に幸せとされるもの=私の幸せ」と思い込んでいる可能性も。
自分の性質をよく知って、自分の望みもハッキリとさせる。
この手順をおさえておくことで、内向型の人は強みを発揮できるようになってくると思います。
ゆかりさんの本は、内向型が自分を否定することなく、ありのままで強みを活かしていく方法を丁寧に教えてくれています。
レビュー評価も高いので、よかったら一度手に取ってみてくださいね(*^^*)
今年上半期、出会ってよかった本、ダントツNo1!
内向型の”自分らしさ”を受け入れられて、ふっと心がラクになる本でした。
著者の体験談と、具体的なシーンや対処法、活かし方が書かれていて、知っているだけでこれからの人生の生きづらさが変わる本。
引用:amazon
この本を読んで、
・自分は内向型かどうか
・内向型がどんな人か
・内向型とHSPの違い
・自分を外向型変えなくてはと焦る前に整える方法
・内向型の強みと生かし方
がわかりました。引用:amazon