私は今40代後半で、更年期にさしかかっています。
この年ごろになって強く思うのは、女性にとって(男性にとってもだと思うけど)
ホルモンバランスを整える
が、ほんっっっとに大事だってこと!!
このことをもっと早く知っていれば、長年うつに悩まされることもなかったかも…と思います。
うつの自分=本当の自分 だと思ってた
私は産後うつがひどかったタイプです。
2人子どもを産みましたが、1人目出産後からどうも調子が悪くて…
2人目を産んだあと、本格的に体を壊しました。
そのままうつ病に移行し、回復まで10年かかりました。
うつの期間は、とにかく頭の中が「消えたい」「○にたい」ばかりで。
0か100か、という極端な考えしかできませんでした。
そして当時は、そんなネガティブ100%な自分を
「これが私の真の姿なんだ…」と思っていたんです。
でも今ならハッキリ言えます。
あれは本当の自分じゃありませんでした。
東洋哲学でくすっと笑える本が出ていますが(↓)、この本にある通り、
本当の自分なんてどこにもいないってことです。
自分だと思っていたものはただの「体調」であり「考え方のクセ」だっただけなんです。
「私の性格」なんてものは無い
私の性格、なんてものはそもそも存在しないんだ。
そのことに、最近ようやく気づきました。
なぜ気づいたかというと、
更年期に入り、再び産後うつ時と同じ症状(落ち込み)が出始めたからです。
ただ2回目のせいか慣れたもので、
「消えたい」と思う自分に「またそ~ゆ~こと言ってる~w」とツッコむ自分もいたりなんかして。
1人ボケツッコミのような感じですW
理性的に考えられるようになったのは助かるけど、
そういえば消えたい思考が出てくるのって、いつもホルモンバランスが崩れたタイミングだな…。
そのときにハッとしました。
「つまりホルモンが私に言わせてただけなんじゃないん?」って。
ホルモンバランスのせいで性格自体が変わっちゃってるってこと?
そうなの。40代に入ってから、どんどん男っぽくなってるし…
20代の私はネガティブで感情的で、一方パートナーである夫はポジティブで理性的でした。
でも最近逆転していることがすごく多いんです。
この現象何ごと?と思って調べてみたら、
女性は40代以降女性ホルモン(エストロゲン)が減り、その分体内の男性ホルモン(テストステロン)の存在感が増すのだとか。
(そして男性は逆)
じゃあ今まで性格だと思っていたものって…ただのホルモンバランスの乱れだったってこと?
あんなに悩んだ日々って一体…(T_T)
これがわかったとき、私は悩むことがアホらしくなりました。
「ホルモンバランス」をなめちゃいけない
私たちの年代(40代・50代)って、心と体のつながりとか、心を観察する大切さとか、全然教わってこなかったなあ~って思います。
とにかく根性論だった💦
同じ日、同じ時間に、同じことをちゃんとできるのが大人の女性。
そう思い込まされていて、不調があっても「気のせい!」と一蹴されることが多かったですよね。
(恐ろしいことに、自分でも「気のせい」って信じきってた)
でも出産後、いよいよ自分をだませなくなってきて…。
当時はちゃんとできない自分を責めてばかりでしたが、そんなことする必要ありませんでした。
だってホルモンバランスなんて、気合でどうにかできるもんじゃないんですから。
必要だったのは、自分責めじゃなくて自分への理解でした。
今となっては、しんどくても一生懸命がんばろうとしていた20代・30代の自分が、
けなげで、愛おしくて、ヨシヨシしたくなります…(´;ω;`)
2018年に2万人の日本人を対象に行われた、「幸福感と自己決定―日本における実証研究」によれば、
幸福度に影響を与えるもののダントツが「健康」。
(次がよりよい人間関係、次が自己決定、年収や学歴はその下です)
健康を大切にすることが、幸福度アップに大きく貢献するといっていいでしょう。
中でもホルモンバランスは、メンタルにかなり影響を与えます。
率先して整えていくべき分野です。
家族の健康も大事だけど、まずは自分の健康ね!
特に女性は家族のケアで、自分のことが後回しになりやすいので注意!
もう一度言います。
ホルモンバランスはすっごく大事です!
そしてホルモンバランスを整えるには、自分の体調を知って、労わることが大事!
PMS症状に悩む方や、私のようなプレ更年期の方、本格的に更年期に入っている方は特に、
このことを意識してみてくださいね。
参考になれば幸いです(*^^*)