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【親も初めての受験⑤】偏差値・判定に振り回されない!

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模試の結果に一喜一憂していませんか?

高校生の受験期、模試が終わるたびに親もドキドキ。

特に、偏差値やA〜E判定を見て 「このままで大丈夫なの?」「落ちるんじゃないの!?」と不安になる方も多いと思います。

でも、ちょっと待ってください。模試の数字には“意味のある見方”があります。

ひいろ

実際に長男の受験を経験した中で大事だと思ったこと、反省したことをまとめました。

よかったら参考にしてくださいね♪

偏差値ってそもそも何?

家ネコ

偏差値50が“ちょうど真ん中”。60なら“上位16%前後”、70だと“上位2%”というイメージだね!

ただし、重要な注意点があります。

模試によって偏差値の意味が違う!?

たとえば、

  • 進研模試の偏差値60
  • 河合塾の全統模試の偏差値60

進研模試は、比較的多くの高校生が受験する「広い層」向け。

一方、河合塾や駿台模試は「大学受験を本格的に考える層」が多く受けるため、 偏差値が低くなりやすいです。

ひいろ

つまり、模試の偏差値はその模試ごとの「相対的な位置」ってことね!

模試の種類をよく見た上で、結果を判断する必要があるんです。

文系・理系、私立・国公立で偏差値は変わる?

ひいろ

そういえば…高校選びのときも、私立と公立では難易度が違う気がしたなあ…。

家ネコ

同じ偏差値50でも、単純に比較できなかったよね。

実はこれも大事な視点です。

国公立志望は5教科型が多く、全体のバランスが求められるため平均点は下がりがち。

一方、私立型は得意科目を絞って高得点を狙う人が多いため、偏差値が上がりやすい傾向があります。

また理系科目(数学・物理・化学など)は得意不得意の差が大きいため、 偏差値が伸びにくいことも。

(理系は医学部志望とか、難関校出身とか、学力モンスターがたくさんいそうだもんね…笑)

ひいろ

国立の偏差値は私立の+5、理系の偏差値は文系の+5と考えるといい」なんて言われますね。

ですから模試で偏差値が思ったより出ていなくても、 「自分の志望スタイルに合った模試だったか」を見極めることが大切になってきます。

志望校のA〜E判定、どこまで信じていい?

模試には志望校ごとの合格判定が出ます。

  • A判定:合格可能性80%以上
  • B判定:60〜79%
  • C判定:40〜59%
  • D判定:20〜39%
  • E判定:20%未満

とされますが、これはあくまで「模試の受験者の中での予測」にすぎません。

ひいろ

息子は志望していた国公立大学で、模試では一度もB判定以上を取れませんでした。 秋〜冬の模試では、CかD、たまにE。 それでも最終的には本番で合格できたんです。

直前期に急に伸びたのか?というと、そういうわけでもなく、

本人いわく「本番の問題の方が解きやすかった。模試はひねってあって難しかった」とのこと。

ひいろ

実際受験を終えてみると、思ったよりも点が取れた子、ほぼふだん通りだった子、ふだんより全然できなくて大慌てする子…千差万別でした。

良くも悪くも、模試通りにはいかないのだなあ…と思いましたね。

模試の見方と親の心構え

親はどうしても結果に振り回されがち。

でも以下のポイントを意識すると、冷静に向き合いやすくなります。

✅ 模試の位置づけを正しく理解しよう

  • 模試はあくまで“中間報告”
  • 成績は直前まで伸びることがある
  • 判定は確定ではない
  • 模試によって偏差値や判定の基準が異なる

✅ 子どもに伝えたい視点

  • 「今どこにいて、何をすればいいか」を知るチャンス
  • 成績が伸び悩んでも、諦めなければ本番で勝てる
  • 偏差値や判定だけで自分の可能性を決めないで

✅ 親のNGワード例

  • 「こんな判定じゃ無理じゃないの?」
  • 「これじゃ落ちるよ…」
  • 「前回より下がってるけど、どうしたの?」

親が動揺すると、子どもはもっと不安になります。

まとめ。模試で未来は決まらない!

模試の数字に振り回されず、戦略的に活用するのが受験成功のカギ。

そして子どもを信じて支えることが、親にできる一番のサポートです。

判定が悪くても落ち込まない。 最後まで伸びる力を信じて、一緒に走り切りましょう!

最後までご覧いただき、ありがとうございました(*^^*)

ABOUT ME
ひいろ
ぼっち生活をこよなく愛する40代HSP主婦で、大学生・中学生の母。WEBライター・ブログなどをコツコツとやりながら、長年の夢だった、ひとり時間を満喫する暮らしを楽しんでいます。