もくじ
はじめに
「受験って、こんなに旅行みたいなの⁉」
2025年、わが家の長男が遠方の大学を受験したとき、親の私はまさにそんな気持ちになりました。
宿泊先の予約、試験当日の移動ルート、持ち物の準備……
でも旅行と違うのは、この旅の目的が「子どもを受験に集中させること」である点。
親がしっかりサポートしたいところです。
今回は、親の視点での“遠征受験”についてお話しします!
1. まず「付き添うかどうか」を決めよう

高校3年生にもなると、1人で受験に行く子も少なくありません。
(実際、1人で来ている子もちらほらいましたね…)
ですが、以下の理由から親が付き添うケースも多いです。
- 初めての土地で迷う可能性がある
- 試験当日の天候や交通のトラブルに備えたい
- 精神的に心強く感じてくれる
- 1人だと、体調不良などのリスク対応が難しい
一方で「親が来ると逆に緊張する」「干渉されたくない」というタイプの子も。
わが家は、本人が希望したため親が付き添う形を選びました。
「もう成人だから自分でやってね」でもいいし、「親が不安だからついていく」でもよさそう。
子どもの性格・家庭の方針・自宅からの距離 などに合わせて、無理のない形を選んだらOKだと思います。
(ネットで調べると「旅行気分で親がついてきた」という口コミも見かけました。
それくらい気楽なスタンスでもいいかも♪)
2. 交通手段は“試験日の前日に到着”が基本

✅ 前泊を強くおすすめする理由:
- 試験当日の交通トラブルを回避できる
- 朝の余裕が生まれ、焦らずに試験会場に向かえる
- ホテルでリラックスして過ごせる(意外と大事!)
大学近くのホテルは、早めに予約を入れておかないと埋まっちゃうって聞くけど…。
確かにそう。だから試験日の2~3か月くらい前には予約を入れておくと安心かな。
わが家では、年内に受ける可能性のある場所すべてに予約を入れました。(結局行かない場合はあとからキャンセル!)
また飛行機や新幹線を使う場合は、1ヶ月前には予約しておくのが無難です。
直前は満席になったり、価格が高騰したりするからです。
✅ 2週間くらい前から天候も確認:
受験期は、天候が荒れやすい冬。
雪などで飛行機や新幹線が止まってしまう可能性もあります。
昨年は雪で交通機関がすべて止まってしまい、大ピンチでした💦
急きょ出発日を1日早めることにして、通行止めがおこなわれる直前に通り抜けたという…。
ホテルや電車の予約・キャンセルで大騒ぎだったよねw
危うくたどり着けなくなるところだったんです(T_T)
なにかと大変な時期ですが、2週間くらい前から天候はチェックしておきましょう!!
(「天気が危なそう」という判断は、18才の子には難しいと思います。
こういうポイントこそ、親の出番!)
✅ 大学までのルートもシミュレーション:
現地入りしたら、大学までのルートも改めて確認しましょう。
当日は、大勢の受験生が大学を訪れます。
大学側が駅から臨時バスを出してくれるケースもあるので、前日までとは出発時間や場所が変わる可能性も。
乗車・降車ポイントなどもこの機にしっかりチェックして、当日に慌てないようにしておきましょう。
3. 宿泊先の選び方と注意点

ポイントはこの3つ!
- 会場までのアクセスが良いこと
(できれば徒歩圏内か、1本で行ける路線) - 周囲にコンビニや飲食店があること
(試験当日に朝食をとる場所が重要) - 静かに過ごせるビジネスホテルタイプが理想
「大学名+ホテル」で検索して、過去の受験生の口コミを見るのもいいね!
私は夫に付き添いをお願いしたのですが、心配だったのは彼のいびき。
そのためシングル2部屋を取りました。
出費がかさみますが、後悔のないようにしたいですね…💦
(2部屋取るのはさすがに…という場合は、耳栓を用意したらいいかも)
4. 忘れがちな持ち物チェックリスト

持ち物 | ワンポイントアドバイス |
---|---|
受験票・写真付き身分証 | 絶対に忘れないよう、前日夜に再確認! |
筆記用具・予備のシャーペン | 消しゴムも2個あると安心 |
腕時計(スマホ不可) | 試験中の時間確認用に必須 |
ティッシュ・ハンカチ | 会場によっては備え付けがないことも |
交通系ICカード/現金 | 地元と違い現金しか使えない場所もある |
カイロ・羽織もの・マフラー | 冬場の受験は冷え対策がカギ! |
スマホ+充電器 | 試験会場では電源を切っておくこと |
お守り/応援メッセージカード | 気持ちの支えになるお守りも◎ |
5. 試験当日の過ごし方(親編)

付き添う場合は:
- 会場の近くのカフェやホテルロビーで待機
- 大学側が、親の待機場所を用意してくれることも
- 試験後の「どうだった?」は聞きすぎず、「お疲れさま」でOK
- 帰宅後に軽く食事しながら感想を聞くくらいがちょうどいい
付き添わない場合は:
- 事前に「何かあればこの番号に連絡して」と伝えておく
- 合否はともかく、無事に試験が終わったことを一緒に喜びましょう
親だって緊張してる…でも、当日は子どもを力強く支えてあげたいね!
このときばかりは、女優になったつもりで、おおらかさを演出しましょう笑
おおらかさ…難しいですね💦
その難しさを超えていくことが、この時期の親に課せられた試練かもしれません。
まとめ。準備を万全にして、受験に集中してもらおう。
遠征受験は、親にとっても初めての体験。
心臓はバクバクですよね、わかります!!
でも事前にしっかり準備しておけば、大慌てせずに本番を迎えられます。
「安心して受験に集中できた」
子どもにそう言ってもらえたら、親として何より嬉しいですね。
この記事が、あなたとお子さんの受験に少しでも役立ちますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました(*^^*)