大学に合格したあとは入学金・授業料・一人暮らしなら生活費など…。
いろんな出費が発生しますが、
中には「え?そんなのあるの?」と思ったものもいくつかありました。
何事も、体験してみないとわからないものですね。
これから準備を進めるご家庭の参考になればと思い、まとめてみました。
もくじ
1.パソコン代:文系30万円・理系40万円が目安⁉

最近の大学では「パソコン必携」がほとんど。
授業や課題の提出、オンライン講義、レポート作成など、大学生活にパソコンは欠かせません。
大学によっては、推奨スペックや指定メーカーがある場合もあります。
特に理系学部(建築・情報系など)は高スペックが求められ、本体価格+保証+ソフト込みで40万円近くかかるケースも(生協モデルの場合)。
文系の場合はそこまでじゃないみたいだけど…。30万円前後はみておいた方がいいんじゃないかな。
パソコンは「大学生協の指定モデル」「家電量販店」「ネット購入」など、購入方法はいろいろです。
生協モデルはサポートが充実していて安心ですが、価格はやや高め。
先ほどお伝えしたように30万~40万円くらい見ておいた方がいいかもしれません。
ネット購入だと上手に利用すれば半額くらいにおさまりそうですが…、その場合設定やトラブル対応は自分でおこなう必要があります。
パソコンにあまり詳しくないわが家では、生協モデルを購入しました。
生協主催の講習会で設定をおこなえたので、スムーズに使えましたよ♪
💡iPadも勧められるけれど…
最近は「iPadもあると便利ですよ」と案内されることも多いです。
そう言われると、迷いますよね💦
金額は約8万円ほど。決して安い買い物じゃないし…。
パソコンだけじゃダメなの?何に使うんだろ。
当時かなり迷ったので、利用目的について調べてみたことがあります。
使うシーンはこちら↓
- 🌿講義ノートのデジタル化(手書き+PDF管理)
- 🌿電子教科書・論文の閲覧
- 🌿講義資料への書き込み
…つまり「紙のノート+教科書でいいや」っていう人には必須じゃないってこと?
そうみたいです…。
わが家の息子も結局iPadは購入せず入学しましたが、今のところ特に不便はないそうです。
iPad購入率は調べた限りでは理系で約半数、文系で3割程度とのこと。(学部によっても違うだろうけど)
最初はパソコンだけ購入し、必要に応じてiPadを追加する形でもよさそうですね…。
2.大学生協の「出資金」って何?

入学手続きの書類の中に、よくあるのが「生協加入のご案内」。
最初は「これは必須なの?」「寄付みたいなもの?」と戸惑いました。
実際には“生協を利用するための出資金”であり、卒業時には返還されます。
金額は大学によって異なりますが、おおむね1万〜5万円程度(平均3万円前後)。
学生生活のあいだ、生協に預けておくお金というイメージだと思ってください。
そのお金を使って、生協は設備投資や商品の仕入れをおこなっているみたいだよ。
💡出資金を払わないとどうなるの?
「ほかにも出費はたくさんあるし、払わなくてもいいのでは…」
そう思う人もいるかもしれません。
でも待ってください!
加入しないままだと、ちょっと不便なことが起きます。
- 🌿生協購買(学内コンビニ・書店)で「組合員価格」が使えない
- 🌿学食で「組合員価格」が使えない
- 🌿パソコン・教材・共済(保険)の手続きができない
このため、多くの学生が加入しています。
生協の学食や購買を使うことを考えると、実質的には必須といえるかもしれません。
3.ミールプラン(食堂定期券)という新しい選択肢

最近の大学では、「ミールプラン(食堂の定額プラン)」を導入するところが増えています。
このミールプランは、本当に初耳で…。
最初は「何それ?」って思いました💦
ミールプランとは、あらかじめ1年分(または半年分)の食費を支払っておくことで、
大学内の食堂・カフェ・お弁当販売などを自由に利用できる仕組みのこと。
金額は大学によりますが、
おおむね 月1万〜3万円(年間12万〜36万円)が多いようです。
利用履歴はオンラインで確認できるため、親も遠隔でチェック可能なんだとか。
ちょっと過保護なのでは?という気もしますけど…。
大学生って真っ先に食を削りがちですもんね。
「ちゃんと食べているか不安…」という家庭には安心感があるのでは。
💡実際どう?わが家の判断
わが家は迷った末に、初年度は見送りました。
理由は「食費のほとんどを生協に捧げる形になってしまう」からです。
せっかくなら自炊に挑戦してほしいし、外食やコンビニも楽しみたいだろうし…。
長期休みの間は学食が閉まってしまうかもしれないし…。
そんなときには少し窮屈に感じるかもしれません。
また、ミールプランは途中解約ができないケースがほとんどです。
最初は様子を見て、2年目以降に導入するのもいいかもしれませんね。
とはいえ、
- 栄養バランスを整えたい
- 食事のことを考えるのが苦手
- 忙しくて自炊の時間がない理系学生
には、とても向いている制度です。
息子も理系なので、忙しくなってくる2回生からは検討するかもしれません。
まとめ:入学前こそ「想定外の出費」に注意!
大学生活のスタートには、入学金や引っ越し費用以外にも
パソコン・生協出資金・ミールプランなどの出費が発生します。
これらを合わせると、国公立大でも入学前に20〜40万円程度の出費になることも。
不安になりすぎる必要はありませんが、「こんな費用もあるんだな」と知っておくだけで、心の余裕が違うと思います。
よかったら参考にしてくださいね♪
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