実際に長男の受験を経験した中で大事だと思ったこと、反省したことをまとめました。
もくじ
入学手続きラッシュは、親も頭がパンクしそう!
私立大学の合格発表が2月中旬〜下旬、国公立の前期試験の発表が3月上旬。
この時期は、入学金の支払い・書類の提出・辞退手続きなど、短期間に複数の大学とやり取りすることになります。
特に併願している場合、「どこまで入金するか」「辞退はいつするか」など判断が続き、
親もかなりの集中力を求められる時期です。
私立→国公立の流れはこうなる(例)
私立(滑り止め)→国公立(本命)の場合のスケジュールを例として挙げてみます。
- 私立の合格発表(12月~2月頃)
- 入学金の振込(仮押さえ)
- 書類提出(入学承諾書など)
- 国公立の合格発表(2月~3月頃)
- 国公立の入学金支払い
- 書類提出(入学承諾書など)
- 私立の入学辞退手続き
※あくまで一例であり、大学や入試方式によって日程は異なります。
国公立の場合でも「学校推薦型選抜」は、2月半ばに合格発表がおこなわれることが多いよ。タイミングによっては、国公立と私立のスケジュールが逆転するかも。
入学金の支払い
入学金の支払いは、銀行の窓口から振り込みをおこなう方法が一般的です。
(大学によっては、コンビニ振込やクレジットカード決済を採用しているところもあります)
↓こちらが、実際に支払いをおこなった際の振込証明書。
振込証明書は大学への提出が求められる場合があります。指示がなければ保管しておきましょう。

入学金は、国公立・私立ともに24~28万円くらいです。
わが家は私立1校をすべり止めにしたので、入学金だけで50万円くらいかかりました。
入学関係の書類提出
入学関係の手続きは、大学によって方法が違い、
ネット申請だけで済むところもあれば、書面郵送が必要な場合もあります。
ネット申請の場合は、スマホから該当ページに入り、本人や家族の情報・受験番号・緊急連絡先・顔写真などを入力していきます。
わが家は私立大学の手続き時に、このネット申請をおこないました。
スマホからできて便利でしたよ。
一方、国公立大学では現在も「書面郵送」を採用しているところが多い印象です。(うちもそうでした…)
その場合は、合格発表の翌日くらいに大学側から必要書類が郵送されてくるので、
期日までに簡易書留・速達郵便で提出します。
↓実際に送られてきた書類がこちらです。(中に書類がギッシリ入ってました)

入学辞退手続きについて
辞退手続きも大学によって方法が違い、
ネット申請だけで済むところもあれば、電話連絡+書面郵送が必要な場合も。
(郵送の場合、書類を折らずに入れるための角2封筒なども必要です)
忙しい時期なので、1日でも締切を過ぎないようスケジュール管理が重要です。
特に郵送提出の場合は、消印有効か必着かを必ず確認しておきましょう。
私立大学を辞退した場合、入学金って返還されないの?
原則として返還されないことが多いよ。
でも最近は、文部科学省の通知を受けて「返還制度」を設ける大学も増えてきているみたい。
ただし返還の対象となる範囲(全額・一部)や条件は大学によって大きく変わってくるようです。
募集要項や手続き要項を親子で必ず一緒に確認してくださいね!
親がチェックしておきたい6つのポイント
✅ 入学金の振込期限(時間単位で確認)
✅ 書類提出の方法(郵送なら速達・簡易書留で)
✅ 領収書・振込明細の保管
✅ 提出書類のコピー・画像を控えとして残す
✅ 辞退手続きの期限と連絡先
✅ 保険・付帯手続きの漏れチェック(特に大学独自の必須項目)
【体験談】うちは「保険手続き」でミスしかけました

ちなみに、入学手続き書類の中には保険や学生共済などの案内が多数入っており、どれが必須なのか迷いやすいです。
わが家では、国公立の入学手続き時に加入必須の「学研災・学研賠」の手続きを忘れるという失態を犯しました💦
💡「学研災」は学生本人のケガなどを、「学研賠」は他人への賠償をカバーする保険です。
書類を送付したあとで気づき、慌てて大学に連絡したところ、
「後からで大丈夫なので、保険加入証明書を送ってください」と対応してもらえました。
結果的に事なきを得ましたが、親子で二重チェックしても見落とすことはあると痛感しました。
(親も子も初めての経験なんだから、そりゃそういうこともありますよね…💦)
特に「必須手続き」が複数ページの案内の中に埋もれていることがあるので、注意が必要です。
成人した子どもに任せる場合も「チェックリスト」を共有しよう
うちの場合、息子はすでに成人していたため、手続きそのものは本人に任せました。
ただし、入学金の支払いは私が貯金からおろして子どもに渡し、
提出前の書類チェックと、銀行で受け取る領収書の確認だけは親が担当しました。
本人に任せるとしても、リマインドやチェックリストを共有しておくと安心です。
LINEで「入学金→保険→辞退書類」など進捗確認するだけでも、ミス防止につながります。
書類と領収書は「卒業まで保管」が安心
手続きが完了しても、入学金の領収書や辞退受理の証明書はすぐに捨てないようにしましょう。
大学によっては、後日「入金確認が取れない」などのトラブルが発生することもあります。
最低でも入学後1年、できれば卒業まで保管しておくのが安心です。
まとめ。入学手続きは「最後の山場」

入試が終わったあとも、手続き関係は最後の大仕事。
本人に任せるとしても、親が「確認係」としてサポートに入るだけでトラブルを防げます。
特に併願の場合、「辞退忘れ」「保険漏れ」「書類ミス」は本当に起こりやすいそうです。
受験期を乗り越えた親子が、最後につまずかないように——。
今のうちから手続きの流れを親子で共有しておきましょう。
 
			
		 
																	 
																	 
																	 
																	 
																	 
																	 
																	 
																	 
																	 
																	 
																	 
																	 
																	 
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