思春期の子育て・教育 PR

【親も初めての受験③】大学入試の受験方式が複雑すぎる!親のための基本知識まとめ

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、ひいろです。

大学受験をはじめて迎える親にとって、受験方式の名前やスケジュールの違いは本当にややこしいですよね。

…など、わが家も受験生の親になって初めて気づいたことばかりでした。

大学入試は大きく3種類!

まずは全体像をざっくり把握しておきましょう。

選抜方式主な内容国公立での実施私立での実施
学校推薦型選抜高校からの推薦を受けて出願△(ごく一部)◎(多数実施)
総合型選抜自己推薦・面接・活動実績などで評価△(一部実施)◎(広く実施)
一般選抜学力テスト(共通テストや独自試験)◎(基本方式)◎(広く実施)

① 学校推薦型選抜(旧・推薦入試)

家ネコ

高校生活でのがんばりが切符になるルートだよ!

🔷 指定校推薦

  1. 大学が高校を「指定」し、その学校内で生徒を選抜
  2. 推薦をもらえば高確率で合格、ほぼ専願(合格したら進学必須)
  3. 私立大学が中心。国公立大学ではほとんど行われていない

📝 例:
「○○高校に○○大学経済学部1名の指定校枠あり → 校内で選考 → 出願」

👉 校内成績(評定平均)と日頃の生活態度が重視されます。成績が安定していて真面目に取り組んできた子におすすめ!

ひいろ

指定校推薦は、たとえるなら「VIP招待されたパーティ。選ばれた人しか入れない」という感じ。

対象は限られるけど合格率は高めで、評定が安定している子・先生との信頼関係がある子に向いているかな。

🔷 公募推薦

  1. 大学が「この条件を満たせば誰でも出願OK」と募集をかける方式
  2. 評定平均などの基準を満たし、学校からの推薦書がもらえれば出願可能
  3. 学力だけでなく、課外活動・志望理由・面接・小論文なども評価対象にされやすい

📝 公募推薦は…

  • 私立大学で非常に多く実施。
  • 国公立大学でも一部で実施。(ただし共通テストの受験が条件となることがほとんど)

👉 「成績はそこそこだけど、部活動や生徒会などに力を入れてきた」「志望理由をしっかり伝えたい」という子におすすめです!

家ネコ

公募推薦は、たとえるなら「チラシを見て申し込むイベント。条件に合えば誰でも応募可能」なイメージだよ。

自分の実績や特技をアピールしたい子に向いているけど、倍率はやや高めかな。

…うちの子も、高3の秋に担任の先生から「国立大の公募推薦を受けてみないか」と声をかけてもらいました。

正直、部活で特別な実績があるわけでもなく、成績も“普通よりちょっと上”くらい。

まさか推薦の話が来るとは思っておらず、親の私の方が驚きました。

(しかも実力よりやや上の大学だったので、かなりおいしいお話でした)

ひいろ

結局推薦の方は受かりませんでしたが、チャンスが1つ増えたのはラッキーだったと思います!

② 総合型選抜(旧・AO入試)

家ネコ

想いと意欲で道を切りひらくルートだよ!

  • エントリー時期は早く(9月〜)、面接・小論文・ポートフォリオなどで総合的に評価。
  • 自己推薦の要素が強く、自分をアピールできる人向け。

📝 実施状況は…

  • 私立大学では一般的な入試方式のひとつ。
  • 国公立大学でも導入が増えていますが、共通テストが課される場合が多いです。

👉やりたいことが明確な子、人前で話すのが得意な子におすすめ!ただし「共通テスト+面接や書類審査」のように、学力と意欲の両面を求められることも

家ネコ

最近「総合型選抜の枠が拡大している」って話をきくけど…、

いずれはこの方式が主流になるのかな?

ひいろ

枠は増えているけれど、「主流」になるかは大学や学部によるかな。

文部科学省は「多様な選抜の推進」を掲げていて、大学側も個性や意欲のある学生を取りたいというニーズから、

家ネコ

総合型・推薦・一般…これからはそれぞれの子に合った選抜を選ぶのが、当たり前になっていきそうだね。

③ 一般選抜(学力テスト中心の入試)

家ネコ

テスト勝負の王道ルートだね!

  • 共通テスト:1月中旬に全国一斉実施
  • 国公立大学:共通テスト+個別試験がセット
  • 私立大学:共通テスト利用型 or 大学独自試験(どちらもあり)

📝 ポイントは…

  • 国公立大学は、ほぼすべてがこの方式。
  • 私立大学は、「共通テストの点だけで判定」してくれる大学も多く、併願しやすいのがメリット。

👉 模試やテストで実力を発揮できる子におすすめ。複数校への出願や日程調整が複雑になりやすいため、親のスケジュール管理の出番です!

ひいろ

一昔前は、受験といえばこの方式でしたよね。

わが家ではこの一般選抜を目指しましたが、

最近は①②の方式で早々と合格を決める子も多く、孤独な闘いとなりました…(T_T)

後期ともなれば合否が決まるのは3月末になるため、かなりの精神力が必要になります。

家ネコ

でもこの「一般を最後までやりきった!」という重みが、大きな自信につながるみたいだよ。

受験方式別スケジュールと国公立・私立の傾向

選抜方式出願〜合格時期国公立での実施私立での実施特徴
指定校推薦9〜11月頃✕(ほぼなし)合格率高。高校内選考あり。辞退不可が多い
公募推薦10〜12月頃△(少数あり)出願条件あり。共通テスト必要な大学も多い
総合型選抜9〜11月頃△(増加傾向)個性・意欲を重視。共通テスト課す場合あり
一般選抜1〜3月(本番)◎(標準方式)共通テスト+個別試験。日程管理が大事

親が今できる準備とは?

  • 通っている高校に、指定校推薦の枠があるか確認しておく
  • 子どもの性格や得意分野から、合いそうな方式を話し合ってみる
  • 国公立を志望している場合は、共通テストが軸になることを念頭に

推薦や総合型は早い段階からの準備が鍵

一方、一般選抜は最後まで粘れるチャンスがあります

ひいろ

うちの高校では、夏休み頃に推薦関連の説明会がおこなわれて、そこから本格的に出願がはじまりました。

家ネコ

春にはだいたい方向性を固めておいて、夏に本格的に動き出す…そんなイメージかな?

まとめ。情報を知っているだけで、親も安心できる!

うちも最初は「うちの子には推薦なんて関係ないかな」と思っていたのですが、

評定が安定していれば挑戦できる方式もあると知って、視野が広がりました。

よかったら参考にしてみてくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました(*^^*)

ABOUT ME
ひいろ
ぼっち生活をこよなく愛する40代HSP主婦で、大学生・中学生の母。WEBライター・ブログなどをコツコツとやりながら、長年の夢だった、ひとり時間を満喫する暮らしを楽しんでいます。