もくじ
「何をすればいいかわからない」…それが親のスタート地点
「うちの子、受験生になったみたいなんだけど、親は何をすればいいの?」
…実は、私もまったく同じ状態でした。
特にうちは長男が初の受験生。
それなのに塾にも行っておらず、模試の結果も本人任せで、
私は成績すら知らないまま、気がつけば秋になっていました。
最初は「見守るしかないのかな…」と思っていたけど、“何もしない”ことと“放っておく”ことの違いに、後から気づきました💦
(ぶじ合格できたので結果オーライかもしれませんが、今思えば反省ポイントだらけw)
この記事では、そんな親目線で、
受験生の1年間に親ができること・知っておくと安心なことをざっくりとまとめてみました。
あくまで一例ですが「今どこにいるのか」「この先何があるのか」が見えるだけで、心のざわざわがちょっと落ち着くかもしれません。
4〜6月:進路の話がぼんやり始まる頃(親は“情報収集係”に)

春は新学年が始まり、担任の先生から「受験」「進路」という言葉が聞こえてくる時期です。
でもこの時期の子どもは、正直まだ本気モードではありません。
「何になりたいの?」「どこ受けたいの?」と聞いても、答えはだいたい「うーん、まだわかんない…」です。
部活もまだ盛んな時期だしねえ…
✅ 親ができること
- 高校の三者面談に参加(とりあえず現状を知る)
- 大学受験の制度(共通テスト・推薦・私立の違い)をざっくり調べる
- オープンキャンパスの開催日をメモしておく(これは意外と早く出る)
7〜8月:オープンキャンパス&「そろそろ本気出す?」期

夏休みになると、学校の課外授業や模試、オープンキャンパスでスケジュールがギュウギュウに。
「受験生って忙しいんだな」と、親のほうが実感するかもしれません。
6月末に部活を引退してから、一気に受験モードに。
ほとんどの時間を勉強に費やすようになり、親も身が引きしまりました。
✅ 親ができること
- オープンキャンパスの交通手段・宿泊の予約(遠方だったので親が担当)
- 本人の希望を聞きながら、受験方式(推薦も?共通テストも?)のざっくり相談
- 学費や仕送りなど、家計的に現実的な進路のラインを夫婦で話し合う
親が真剣に考えないといけないのは、お金のこと!
試算した結果、遠方の私立は予算が足りないことがわかったので「どうしても行きたいなら奨学金で補てんしてね!」と正直に伝えました。
「まわりも私立を受けるから、自分も…」と言い出す可能性も高いので(うちもそうでした)、
どこまでならお金を出せるのか をはっきり伝えましょう!
9〜11月:推薦や出願が本格化、親は“事務サポート係”に

この時期から、推薦や総合型選抜を受ける子は本番スタート。
共通テスト組も、いよいよスケジュールが動き始めます。
✅ 親ができること
- 願書の準備・調査書や成績証明書の申請サポート(取り寄せとか、結構面倒…!)
- 受験日がかぶっていないか確認、試験日のスケジュール管理(これは大事!)
- 写真撮影・切手や封筒の買い出しなど、細かい準備をひたすら支える
実は私、このあたりも学校の先生に丸投げだったんですよね…。
でももう少し密にスケジュールを把握すべきだった、と思います。(あとで慌てました…)
12〜1月:共通テスト前の緊張期、親は“安心を作る人”

年が明けると、いよいよ共通テスト。
親のほうが落ち着かなくて、つい余計なことを言いそうになるけれど…。
✅ 親ができること
- 共通テストの受験票・会場確認(交通手段などは親もチェック)
- とにかく「普通の生活」をキープ(うちは、いつも通りのご飯&掃除を意識)
- 親のストレス対策!(子どもの前で不安顔をしないように…これは大変でした)
2〜3月:受験ラッシュ&結果待ち、親は“動じない人”でいたい

受験日、発表日、追加出願、合格後の手続き…。
この時期は、親もバタバタします。
✅ 親ができること
- 本人に任せつつ、必要なサポートだけ(交通手配、受験料の振込など)
- 合格発表後すぐに必要なもの(制服、住まい、入学金)の確認
- 結果が出るたびに感情が揺れるけど、親はなるべく冷静に!
まとめ。「受験」は子ども主体。でも親にも“できること”はある

受験は、子どもが主役。
でも、親にしかできない役割もたくさんあります。
- 子どもが見落としがちな細かい準備を整える
- 忙しい中で家の空気を穏やかに保つ
- 親自身のメンタルを立て直す
私は最初、何をしていいかわからなくて不安でした。
でも、「この時期にこれをやる」という見通しがあるだけで、心がちょっとラクになるんですよね。
よかったら参考にしてみてくださいね(*^^*)
次回は、自立心が強く「親にあまり相談しないタイプの子」の場合、
親がどんな関わり方をするといいか、もう少し深掘りしてお話しします。