大学生になった息子が家を離れ、心にぽっかり穴が開いております…。
この時期ネット検索してみると、私と同じく風穴で胸がスースーしてる親ごさんが、たくさんいらっしゃるようで…💦
「わりと放任だったし、きっとさびしくならない!」と思っていた人が、案外自分でも驚くほど落ち込んでしまったりね…。
子育てに一生懸命向き合ってきた証なんだろうね。
それはすばらしいことなんだけど…。
とりあえず、このしんどさをなんとかしたいですよね💦
…ということで、空の巣症候群を少しでも和らげていく方法について、考えてみました。
(当事者なので、切実です!!笑)
コツは、「静」と「動」かなって思います。
ん?どういうこと?
空の巣症候群をやり過ごす方法①「動」を意識する

1つ目は、「動」。外向きにアクションする方法です。
まずは行動量を増やして、子どものことを考える時間を減らしましょう。
私はうつ10年選手なので、すごく身に覚えがあるのですが、
人はヒマになると病みます。
頭の中にどんどんネガティブな感情が渦巻いてきて、何も手につかなくなることも。
そうならないよう、子どものことを考える時間を(物理的に)少なくします。
たとえば…こんなことにチャレンジしてみてはどうでしょう。
空の巣症候群をやり過ごす方法(軽症の場合)
- 家族や友人とおしゃべりする時間を増やす
- ペットを飼い始める
- 仕事を始める、仕事を増やす
- 以前からやりたかったことを始める(習い事、ジム、ガーデニング…)
- 旅行に出かける
- 資格の勉強を始める
- ボランティアをやってみる
- 子どものものを片づける
個人的にいいなと思ったのが「子どものものを片づける」です。
家の中には子どもの食器や歯ブラシなど、生活していた頃の痕跡が残っているので、
見るたびに切なくなっちゃうんですよね。
もしそれがモヤモヤのトリガーになるなら、ひとまとめにして棚の奥につっこみ、視界から消してしまってはどうでしょう。
(子どもが帰省したらまた取り出せばいいし)
私もそうしました!
でも涙が止まらなくて何も手につかない…💦っていう位つらいときはどうしたらいいんだろ?
緊急時はダーッと走ってみるのがおすすめ!
単純だけど、走るのって結構効果があります。
空の巣症候群をやり過ごす方法(重症の場合)
- 近所を猛ダッシュする
- その場でジャンプをくり返す
- 速足でウォーキングする
- 大声で歌う、叫ぶ
- あえて広角を上げてにっこりする
- 悲しい映画を観て、ワンワン泣く
体を動かすと、不安が消えやすいです。
まああまりダッシュしすぎていると、ご近所さんに「ご乱心?」と心配される可能性もあるのでw、
家の中で悲しい映画を観て、感情をデトックスする方法もいいと思います。
空の巣症候群をやり過ごす方法②「静」を意識する

もう1つ、結構大事だなと思うのが「静」のアクションです。
(こちらはちょっと内向きの方法なので、「静」と名付けました)
つまりさびしさを感じる自分の「心」に、注目してみたらどうだろう?ってことです。
不安やさびしさが出たときに「そんなこと思っちゃダメ!」っておさえつけると、かえって気持ちが暴走すること多いもんね…。
さびしさを感じるのは、あなたがお子さんを大切にしてきた証拠だし、そこに大きな愛情があったってことだし、
むしろ誇っていいことだと思うんです。
どうかその気持ちを否定しないであげてください。
むしろ味わい尽くすつもりで、真正面から感じてみたらどうでしょう。
ネガティブな感情って逃げようとすると追いかけてくるけど、「絶対逃げんぞ!」ってガン見してると逆に消えちゃったりするんだよねww
私がよくやるのは、
悲しんでいる自分を、ちょっと離れたところから見ているもう1人の自分。
っていうイメージを持つ方法です。
我にかえって冷静になれるので、おすすめです!
客観的に見るのが難しいなら、その思いをノートに書き出してみてもいいですね。
書いているうちに頭の中が整理されて、どこに不安があるのか・今後どうすればいいか が見えやすくなります。
↓私は、セドナメソッドを使って「感じたあと手放す」ようにしています。これも結構効果あります。
つらい気持ちが、少しでも楽になるといいですね。
喜びも悲しみも、味わい尽くそう!

最後にもう1つ。
ここまでやり過ごす方法についてお伝えしてきましたが、
子どもが巣立ったあとのしんどさって、子育てのだいご味だなあとも思うんです。
しんどいのってつらいし、つい避けたくなるけれど。
でもそれって「安全を求める人間としての自分」の望みであって、
「魂の存在としての自分」は、このしんどい気持ちもむしろ、かけがえのない宝物だと思ってる気がします。
そもそもこの世には、幸せとつらさ、両方を味わうためにやって来ています。
だからどうか、つらさを味わうのが失敗で、味わわないのが成功だっていうふうには考えないでほしいです。
さびしくてつらいのも、子育てが終わった解放感も、あなたが味わう感情はすべて「正解」なんです。
だからネガティブ全開でもいいし、ご飯が食べられなくなってもいいし、挙動不審になっても構いません。
時間がたてばまた気持ちも変わってくると思うので、お互いのんびりとやり過ごしていきましょうね(*^^*)